iPadおよびiPad miniのストレージ容量は何GBが最適なのか?選び方を解説します!
*iPad Proについてはこちら。
ストレージ容量の目安
購入するiPadに最適なストレージ容量を考えるために、まずはアプリや動画、写真などがどの程度のデータ容量なのか把握しましょう。
iPadのストレージ容量を確認する方法
すでにiPadを利用している方は自分がどの程度のストレージ容量を使っているか確認しましょう。
iPadのストレージ容量は自分のライフスタイル(使用状況)に合わせて選ぶのが一番です。ですから現在の使用状況を把握することはとても大事です。
iPadの「設定」から「一般」→「iPadストレージ」と進めば、自分がどの程度ストレージを利用しているかわかります。
アプリや動画などの容量の目安
使用頻度が高いと思われる有名なアプリや動画などがどの程度のデータ量なのか例をあげます。
写真
iPadで撮影した写真は少なくとも数MGはあります。
アプリ
アプリ名 | 容量 |
X(Twitter) | 234MB |
272MB | |
LINE | 313.6MB |
プラスメッセージ | 218MB |
YouTube | 316.9MB |
Gmail | 485.1MB |
Google マップ | 246MB |
Adobe Photoshop | 365.6MB |
Adobe Illustrator | 972.9MB |
Adobe Fresco | 1GB |
CLIP STUDIO PAINT | 521.9MB |
Affinity Designer 2 | 1.7GB |
※アプリは初期の容量です。アップデートや利用状況によってデータ容量が増えることがあるので注意してください。
マンガ(Kindle)
マンガは絵なので本の中では容量を多く消費します。Kindleでマンガ(電子書籍)を多くダウンロードするとそこそこの容量になります。
本を読むたびにiPadにダウンロードするのであればさほど容量は必要ありませんが、あらかじめ複数の本をダウンロードしておく方は注意しましょう
- 鬼滅の刃 22:61.945MB
- ハイキュー!! 45:68.345MB
- チェンソーマン 9:49.623MB
映画(iTunes)
- スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼:5.1GB(1080p HD)
- 天気の子:4.85GB(1080p HD)
- パラサイト:5.24GB(1080p HD)
動画はかなりデータ容量が多いです。
特に画質がフルHD(1920×1080)で動画の長さが1~2時間ある映画などはかなりデータ容量が大きいので、ストレージ容量も相応の量が必要になります。
ですので「高画質な映画をたくさんiPadにダウンロードして観たい」という方は多くのストレージ容量が必要になるでしょう。
また、NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなどのストリーミング(動画を見るたびにその都度動画をネット経由で読み込む形)の場合も、いつでも動画が観られる様に端末(iPad上)に動画をダウンロードした場合は同様に多くのストレージ容量が必要になる可能性があります。
iPadのストレージ容量と値段
iPadとiPad miniには、それぞれ64GBと256GBのストレージ容量が用意されています。
価格は以下の通りです(税込み)。
iPad(第10世代) | iPad mini(第6世代) | |||
ネットワーク | Wi-Fi | Wi-Fi + Cellular | Wi-Fi | Wi-Fi + Cellular |
64GB | 58,800円 | 84,800円 | 84,800円 | 110,800円 |
256GB | 84,800円 | 110,800円 | 110,800円 | 136,800円 |
2024年にiPad AirとiPad Proの新型の発表に合せて、iPadは値下げ、iPad miniは値上げされました。
ストレージ容量の選び方
iPadシリーズに用意されているストレージ容量は64GBと256GBの2種類だけです。
なので、選び方はシンプルでiPadの用途に合わせて以下のように選ぶと良いでしょう。
- iPadを音楽やSNSの利用などライトに使う方は64GB
- 電子書籍や動画の閲覧などヘビーに使う方は256GB
各ストレージ容量ごとに、オススメのポイントを解説します。
ライトユーザーは64GB
iPadをX(Twitter)やLINE、メールチェックなど軽い用途でしか使わないならば、64GBで十分でしょう。
また、「iCloud、Dropboxなど外部のサービスやパソコンにデータを保存し、iPadには最低限のデータだけを保存して使う」場合も64GBで足りると思います。
NetflixやAmazon Prime、YouTubeなど動画をストローミングのみで楽しむ方も64GBで足りるでしょう。
逆に、映画などの動画や電子書籍、アプリをたくさんiPadにダウンロードするならば、64GBでは足りなくなる可能性があります。
特に高画質な動画やマンガなど、容量が多いデータを利用する方は64GBでは厳しいです。
画像編集やお絵かきをしたい方も、64GBでは物足りないかもしれません。
64GBのiPadがオススメな人
- SNSやメールチェックなどiPadを軽い用途でしか使わない人
- 音楽や動画をストリーミングで楽しむ、本体には保存(ダウンロード)しない人
- クラウドなどを活用できる人
- 動画をあまり保存しない人
- 安いiPadが欲しい人
ヘビーユーザー256GB
NetflixやHulu、Amazon Prime Videoなどの動画見放題サービスやYouTubeなどの動画ストリーミングサービスが非常に充実しています。
そうした動画をストリーミング(常にネット接続して閲覧)ではなく、iPadにダウンロード(保存)してオフライン(ネットがない環境)で見たいという方は容量が多い256GBがオススメです。
また、動画だけでなく、マンガや技術書などデータ容量が多い電子書籍を楽しむ方も256GBが良いでしょう。
ゲームや画像編集など、容量が多いアプリをたくさん入れたい方も256GBがオススメです。
256GBを選ぶべき人
- たくさんの動画や音楽、電子書籍(特にマンガや技術書)をダウンロードして楽しみたい人
- ゲームや本を常にiPad上にダウンロードしておきたい人(DropboxやiCloudなどを使いたくない人)
- 動画、写真をたくさん撮る人
- ストレージ容量の心配をしたくない人
まとめ
iPhoneやiPad Proと違い、iPadとiPad miniはストレージの選択肢が少ないです。
そのため、基本的にはライトな使い方かヘビーな使い方かで選べるので、選びやすいと思います。
電話やメール、XやInstagramなどのSNSを使うだけならば一番容量が少ないモデルで十分です。
逆にアプリや動画をたくさんダウンロードしたい方は256GBモデルを選んだ方が良いでしょう。
自分のライフスタイルと相談して最適な容量を選んでください。