(2023年8月13日)
X(旧Twitter)には、各投稿(ポスト)の右下にシェア用のボタンが存在します。
このボタンを選択し、「リンクをコピー」を選ぶと、投稿のURLを取得(クリップボードにコピー)する事ができます。
コピーしたURLがX.comに
これまで、このシェアボタンから得られるURLは、twitter.comから始まるものでした(例:twitter.com/X/status/1686854990864764929)。
しかし、現在ではブラウザ版とiOS版(iPhoneやiPad)からURLを取得した場合、x.comから始まるURLに変化しています(例:x.com/x/status/1686854990864764929)。
一方、Android版のアプリではまだtwitter.comから始まるURLがコピーされます。
(2024年8月9日追記:現在ではAndroid版のアプリから取得した場合も、x.comから始まるURLがコピーされます。)
ちなみに、x.comから始まるURLにアクセスすると、twitter.comから始まるURLにリダイレクトされます。
いつ変更された?
この変化は当初、iPhoneやiPadで利用できるiOS版のXアプリでのみ起こりました。
米国(アメリカ)のテクノロジー系メディアであるThe Vergeは、この変化を2023年8月12日頃に報じています。筆者も同じ時期にこの仕様変更を確認しました。
さらに少し経って、ブラウザ版で取得できるURLもx.comから始まるURLに変更されました。筆者はこの変化を同年9月13日頃には確認しています。
しかし、公式の発表は無いので、具体的にいつ頃変化したのかは不明です。
ちなみに、iOS版のアプリで仕様が変更された時期に、イーロン・マスク氏のXアカウントを見てみましたが、その際はMeta(旧Facebook)のマーク・ザッカーバーグ氏とローマで決闘する事について投稿しており、URLの変化については特に言及していませんでした。
まとめ
Twitterはイーロン・マスク氏の下、少しずつ「X」へと変化しています。
名前はTwitterからXに、ロゴも青い鳥からXになりました。
最終的にはURLもTwitter.comからX.comにする予定のようですが、これらの変化はそのための一歩なのでしょう。
2024年5月17日追記:URLもtwitter.comからx.comに変更されました。
ちなみに、X.comというURL(ウェブサイト)は元々、イーロン・マスク氏が立ち上げたオンライン銀行でした。