Apple純正の外付け光学ドライブである「Apple USB SuperDrive」はBlu-ray(ブルーレイ)の再生に対応していません。
古いMacに搭載されている光学ドライブも、対応しているのはCDとDVDだけで、Blu-rayに対応したものは存在しません。
Apple USB SuperDriveではBlu-rayを再生できない
Apple USB SuperDriveは、CDとDVDにしか対応しておらず、Blu-rayの再生には利用できません。
Apple USB SuperDriveがあれば、オフィスでも外出先でもCDやDVDの再生、作成ができます。このドライブは、DVDムービーの観賞、ソフトウェアのインストール、バックアップディスクの作成などに最適です。
また、Appleが純正として開発・販売している外付け光学ドライブはApple USB SuperDriveだけで、それ以降は登場しておらず、Blu-rayに対応した新型や後継機も存在しません(いずれ登場するという噂すらありません)。
Apple USB SuperDriveが発売されたのは2012年06月13日なので、10年以上、Appleからは新型の光学ドライブが登場していない事になりますね。
MacもBlu-rayを再生できない
Apple USB SuperDriveだけでなく、Macに搭載されている光学ドライブも、再生できるのはCDとDVDだけで、Blu-rayは再生できません。
そもそも、光学ドライブが搭載されたMacは2016年に販売が終了しています。
現在、販売されているApple製品の中には、光学ドライブが付いているものはありません。
Macからは光学ドライブが完全に廃止されていますし、iPhoneやiPadは言わずもがなです。
また、Mac自体(macOS)もBlu-rayの再生には対応していません(Macのデフォルトアプリである「DVDプレーヤー」ではBlu-rayを再生できません)。
余談ですが、MacはBlu-rayを再生できませんが、Final Cut Pro(Appleの動画編集ソフト)でBlu-ray用の映像を作成することはできます。
まとめ
Apple USB SuperDriveを始め、Apple製品(Apple純正)で、Blu-rayを再生する事が出来るものはありません。
MacでBlu-rayを再生したい場合は、Apple以外のメーカーが出しているBlu-rayに対応した光学ドライブと再生アプリを用意する必要があります。
関連記事:MacでBlu-rayを見る方法|Mac Blu-ray Player
もっとも、時代はCDやDVDなどの物理ディスクではなくダウンロード…それどころかNetflixやDisney+といったサブスク(定額動画見放題)やYouTubeのようなストリーミングの時代なので、Appleとしてもこの先、光学ドライブの開発やMacへの搭載をする事は無いのではないかと思います。
実際、MacをBlu-ray対応にしてほしいという意見は昔からありましたが、それに対して当時AppleのCEOだった故スティーブ・ジョブズ氏は2010年の段階で「(Blu-rayは)インターネットによるダウンロード可能なフォーマットに負ける」とユーザーからのメールに返信しています。