Macでパーティションのサイズ変更ができない原因と対処法

Macでディスクイメージを作成する方法

Macでパーティションのサイズ変更ができない原因と対処法について解説します。

パーティション方式が「GUID」か確認しましょう!

Macにはフォーマットの形式として以下の3つが用意されています。

  • GUIDパーティションマップ
  • マスター・ブート・レコード
  • Appleパーティションマップ

これらのうち、(後から)パーティションのサイズ変更が出来るのは、パーティション方式が「GUIDパーティションマップ」でフォーマットされたストレージデバイス(外付けHDDなど)のみです。

マスター・ブート・レコードやAppleパーティションマップでフォーマットされたストレージデバイスは、後からパーティションを追加・削除・サイズ変更することはできません。

対処法

残念ながら対処法はありません。

どうしてもサイズを変更したい場合は、ディスクユーティリティを使い、ストレージを消去して再フォーマットしましょう。

*ストレージを消去すると、全てのデータが削除される点に注意しましょう。

外付けストレージをフォーマットする方法

*外付けストレージをフォーマットすると、保存されているデータが全て消去されます。

外付けストレージをGUIDパーティション方式でフォーマットするには、まずMacのデフォルトアプリである「ディスクユーティリティー」を開きます。

そしてフォーマットしたいドライブを選び「消去」を選択します。

「”(ディスク名)”を消去しますか?」と尋ねられるので、「方式」に「GUIDパーティションマップ」にして「消去」を選択しましょう。

これでフォーマットは完了です。

参考:Macのディスクユーティリティでストレージデバイスを消去して再フォーマットする – Apple サポート (日本)

まとめ

Macでパーティションのサイズ変更が出来るのは、パーティション方式が「GUIDパーティションマップ」でフォーマットされたストレージデバイスのみです。

パーティション方式は後から変更することができないので、パーティションのサイズ変更を考えている方は、最初にストレージデバイスをフォーマットする際にGUIDパーティションマップを選択しましょう。

サイズ変更以外の点から考えても、フォーマットはGUIDパーティションマップがオススメです。

AppleシリコンMac/インテルMac/Windows Vista以降なら、「GUID(=GPT)」で問題ないよ。
ただし、スマホやデジカメで使うときは「MBR」ってところだけ注意!

出典:MacとWindowsの「パーティションマップ形式」「ファイルフォーマット形式」対応表 | Macのアンチョコ

参考