2024年5月17日昼頃、X(Twitter)のURLがついにtwitter.comからx.comに変更されました。
twitter.comにアクセスすると、x.comにリダイレクトされます(ちなみに、これまではx.comにアクセスするとtwitter.comにリダイレクトされていました)。
また、URL変更が実施されてから初めてアクセスすると、URL変更のお知らせが画面下部に表示されます。
Twitterを買収したイーロン・マスク氏は、2023年7月23日にTwitterをXにリブランディングすると発表しました。
それ以降、メールアドレスや「リンクをコピー」で取得できるURLなど、様々なURLがtwitter.comからx.comに変更されてきましたが、ついに本体であるウェブサイトのURLもX.comに変更されたという事ですね。
なお、イーロン・マスク氏はこのURL変更について、自身のXで「すべてのコアシステムがX.com上で運用されるようになりました」と述べています。
一部ではトラブルも
今回のURL変更で、一部ではサブアカウントが勝手にログアウトされたり、ブラウザのトラッキング防止機能が利用できない等のトラブルも起こっています。
例えば、Firefoxとその派生ブラウザでは、Xにアクセスした際にエラーメッセージが表示される事があります(筆者も体験しました)。
一部の環境で接続不能になるとの報告も寄せられているので注意が必要です。
報告の多くは「Firefox」(とその派生ブラウザー)のユーザーからで、「強化型トラッキング防止機能」(ETP、about:preferences#privacy)を「標準」(既定)から「厳格」にしている場合にエラーメッセージが表示されます。プライベートモードで閲覧している場合も発生するようです。
出典:「twitter .com」から「x .com」へのリダイレクト開始 ~「Firefox」などではトラブルも – 窓の杜 –
まとめ
イーロン・マスク氏の買収をTwitterが合意してから約2年が経ちましたが、ロゴからURLに至るまでほとんどの面でTwitterはXに変わりましたね。
個人的には今でもTwitterという名前が好きですが、X.comという短いURLはちょっとカッコいいなと思いました。
ちなみに、X.comというURL(ウェブサイト)は元々、イーロン・マスク氏が立ち上げたオンライン銀行でした。