X/Twitterのブロック貫通とは?意味や理由を解説

X/Twitterでは、ブロックされた相手のポストを閲覧することは出来ませんでした。

しかし、2024年11月3日にブロック機能のアップデートが行われ、ブロックされている相手のポストを見ることが可能になりました

ブロックされても相手の投稿を確認できるブロック機能の新しい仕様を俗に「ブロック貫通」と呼びます。

ブロックの仕様が変わっても出来ない事

ブロックの仕様が変更されましたが、可能なのは、あくまで閲覧だけで、ブロックしている・ブロックされているアカウントをフォローすることはできないなどの仕様は引き続き適用されます

返信やリポスト(リツイート)、ブックマーク等も出来ません。ダイレクトメッセージやリストへの追加も不可能です

いいねやブックマークをしようとすると、「この作成者はあなたをブロックしているため、この操作を実行できません」と表示されます。

また、このブロック貫通により、自身をブロックしているアカウントも「おすすめ」に表示されるように変わりました。

自分をブロックしているアカウントを見たくない場合は、こちらも相手をブロックしましょう。

ブロックが貫通するようになった理由

Twitterを買収し、Xへの作り替えているイーロン・マスク氏は、かねてよりXのブロック機能に否定的でした。ブロックの仕様が変更され、貫通するようになったのは、イーロン・マスク氏の考えが理由と考えられます。

イーロン・マスク氏は、別のアカウントを用意することでブロックされている相手のポストを閲覧することが出来るので、ブロック機能にはもともと意味がないという考えの様子

2023年には、ブロック機能は「意味をなさない」とし、「より強力なミュート機能に取って代わるべきだ」と述べていました

ちなみに、Twitterの創業者であるジャック・ドーシー氏も、当時はブロック機能に懐疑的だったようです(現在のブロック貫通を肯定しているかは不明)。

ブロック機能をなくすと書いたマスク氏の投稿に対して、ツイッターの共同創業者ジャック・ドーシー氏が「100%。ミュートだけ」と賛同しているように見えるコメントを付けた。

出典:マスク氏、「X」(旧ツイッター)からブロック機能を外すと 利用者から懸念の声 – BBCニュース

まとめ

ブロックの仕様が変更された現在、ブロック貫通を防ぐ方法はありません。

相手をブロックしても投稿自体は相手に読まれてしまいます。画像を投稿していた場合には、その画像も保存されてしまいます。

これを防ぐ方法や対策は、残念ながらありません(´・ω・`)