DropboxやGoogle Drive、OneDriveを利用している方は多いと思いますが、セキュリティやプライバシー保護の面で不安ではありませんか?
その不安はもっともです。
事実、Google Driveはユーザーが保存しているデータを検閲しています。
この記事では、機密文書やプライベートな写真など、他人に見られたくないデータを安心して保存できるクラウドストレージを探している方のために、強力なセキュリティを誇るクラウドストレージを3つ紹介します。
安全なクラウドストレージとは?
この記事で紹介するクラウドストレージは、全てエンドツーエンドの暗号化(E2EE)とZero-Knowledge(ゼロ知識証明)に対応したクラウドストレージです。
カンタンな言葉でいうと、自分が閲覧するとき以外はデータが常に暗号化されており、パスワードを知っている自分以外は誰も(運営会社でさえも)データにアクセスできないクラウドストレージという事です。
Sync
Syncはカナダの企業が運営するセキュリティ重視のクラウドストレージです。
無料プランでも5GBのストレージを利用でき、5台まで同期できるのでとても便利です。
メールアドレスだけで誰でも気軽にアカウントを作成できるのも、オススメのポイントです。
ただし、日本語に対応しておらず、アプリや管理画面、ウェブサイト等は全て英語になります。
筆者はSyncを愛用しており、プライベートな写真や書類はSyncに保存しています。
公式サイト:Sync
iCloud Drive
iCloudはiPhoneやiPadでおなじみAppleが提供しているので、他のクラウドストレージと比べても有名で信頼性もピカイチです。
iCloud Driveはデフォルトだと保存している内容を検閲しています。
ですが、「高度なデータ保護」という機能を有効にすれば、iCloud DriveやiCloud バックアップなど、iCloud上に保存しているほとんどのデータを、常にエンドツーエンドで暗号化する事ができます。
「高度なデータ保護」はオプションですが、無料で利用できるので安心です。
iPhoneやMacとシームレスに統合されており、無料でも5GBのストレージを利用できるので、Appleユーザーにはおすすめです。
逆に、Androidには対応していないので、PixelやGalaxyなどAndroidをメインで使うユーザーにはおすすめできません。
公式サイト:iCloud Drive – Apple
MEGA
無料で20GBのストレージを利用できるクラウドストレージです。
Syncと同様、デフォルトでE2EEの暗号化に対応しています。
ウェブサイトは日本語に対応しており、有料プランも日本円で支払いが可能です。
また、クラウドストレージだけでなく、メッセージや音声通話・ビデオ通話などのサービスも展開しています(こちらもセキュリティにこだわった仕様です)。
公式サイト:MEGA
まとめ
筆者はこの3つのうち「Sync」を利用しています。
メールアドレスとパスワードを登録するだけで非常にカンタンに登録でき、かつ無料でカンタンに利用できるので気に入っています。
詳細なメリット・デメリットはこちらの記事で解説しています。
参考:Syncとは?世界最強のセキュリティを誇るクラウドストレージ
どのクラウドストレージも登録するだけなら無料なので、気になるクラウドストレージがあった方は、まずは無料登録して使い勝手を試してみると良いでしょう。