WindowsやMacを使って、USBメモリや外付けHDD（SSD）のデータを暗号化し、パスワードをかける方法を紹介します。

Macで暗号化する

Macで外付けストレージ（USBメモリや外付けHDDなど）を暗号化し、パスワードを設定するのはとても簡単です。

Finder上で暗号化したい外付けストレージを右クリックし、メニューの中から「暗号化」をクリックすればOKです。

参考：Macで外付けHDDを暗号化しパスワードをかける方法

Windowsで暗号化する

Windowsでは「BitLocker」と呼ばれる暗号化ソフトが搭載されています。

このソフトを使って、外付けHDDやUSBメモリのデータを暗号化する事ができます。

使い方は簡単で、エクスプローラーから暗号化したいデバイスを右クリックし、メニュー内にある「BitLockerを有効にする」をクリックし、設定を行えばOKです。

参考：【Windows】BitLockerで外付けHDDを暗号化してみる – そんな日もあるさ

ただし、BitLockerが搭載されているのは、Windows 10および11のPro、Enterprise、Educationのいずれかです。

Windows 8.1以前のOSや一般向けのWindows Homeでは利用できません。

BitLocker ドライブ暗号化は、Windows Pro、Enterprise、または Education エディションを実行しているデバイスでのみ使用できます。 BitLocker は Windows Home エディションでは利用できません。

出典：BitLocker ドライブ暗号化 – Microsoft サポート

利用しているWindowsにBitLockerが搭載されていない場合は、別のソフトやアプリを利用しましょう。

オススメは下で紹介している「VeraCrypt」です。

WIndows・Macの両方で利用できる「VeraCrypt」

BitLockerが搭載されていないWindows（Windows 11 Homeなど）を使っている方や、MacとWindowsの両方で利用できる暗号化ソフトを探している方には、「VeraCrypt（ヴェラクリプト）」がオススメです。

VeraCryptはオープンソースの暗号化ソフトで、誰でも無料で利用できます。

参考：無料で利用できる暗号化ソフト「VeraCrypt」とは？

まとめ：暗号化しておけば、無くしても安心

USBメモリなど、持ち運ぶものは紛失してしまう可能性も高いですよね。

例え重要なデータを扱っていないとしても、見ず知らずの第三者にデータを見られてしまうのは気持ち良いものではないと思います。

USBメモリや外付けHDDなどを紛失してしまっても、データを暗号化しておけば中のデータを見られることはありません。機械を分解して、中のメモリやHDDを直接読み込むといったこともできなくなります。

いざという時のために、USBメモリや外付けHDDなどは必ず暗号化しておきましょう！