ChatGPT、Claude、Geminiなどなど…世の中には様々な生成AIチャットが存在します。
しかし、中には日本人からすると読みづらかったり、意味がよく分からないものも多いです。
そこで、この記事では主要な生成AIチャットの読み方や名前の由来を解説します。
ChatGPT
ChatGPTはOpenAIが提供する生成AIです。
読み方は「チャット ジーピーティー」です。
名前の由来
GPTは「Generative Pre-trained Transformer(生成的事前学習済みトランスフォーマー)」の略で、OpenAIが開発しているAIモデルの名前です。
このAIモデルをチャット形式で使えるようにしたサービスが「ChatGPT」です。
開発時の仮称は「Chat With GPT-3.5」
ChatGPTは、開発時の仮称は「Chat With GPT-3.5」でした。
この名前について、OpenAIのCEOであるサム・アルトマンは「私たちは研究は得意ですが、ネーミングセンスには自信がありません」と自虐交じりに述べています。
また、最終的に決定した「ChatGPT」という名前もそれほど好きではないようで、アルトマンは「マーケターなら誰もChatGPTなんて名前は選ばなかっただろうが、このまま使い続けるしかないかもしれない」「でも、それも悪くないかもしれない」と述べています。
Gemini
GeminiはGoogleが開発する生成AIです。
読み方は「ジェミニ」です。海外では「ジェミナイ」と発音します。
名前の由来
Googleの「Gemini」には2つ意味が込められています。
1つはラテン語で「ふたご座」を意味する「Gemini」です。Geminiの開発を行ってる部門(Google DeepMind)が、Google BrainとDeepMindという2つのチームを統合して出来たチームである事から、ふたご座を意味として込めました。
2つ目の由来は、NASAが1960年代に行った宇宙飛行プロジェクト「ジェミニ計画」です。AIの開発が宇宙飛行計画のように壮大なものである事から、ジェミニ計画と同じ名前を付けたという事です。
関連記事:Googleの生成AI「Gemini」と「Nano Banana」の名前の由来は?
Claude

ClaudeはAnthripic(アンソロピック)が開発するAIモデルです。
読み方は「クロード」です。
名前の由来
Claudeの名前の由来について、公式には何も説明されていませんが、20世紀の数学者であるクロード・シャノンへ敬意を示して名付けられたという説が有力です。
Grok

Grokはイーロン・マスク率いるxAIが開発する生成AIです。
読み方は「グロック」です。
名前の由来
Grokの名前の由来は、ロバート・A・ハインラインによるSF小説「異星の客」に登場する架空の火星語で、「理解する、認識する」という意味の言葉です。
こちらは「グロク」と発音する事もあるようですが、xAIの「Grok」は「グロック」と発音します。
関連記事:Grokってどういう意味?名前の由来は?
Copilot
CopilotはMicrosoftが開発する生成AIです。
プログラミングに特化した「GitHub Copilot」や同社のクラウド「Azure」の管理に使う「Azure Copilot」、Officeの作業で使える「Microsoft 365 Copilot」など様々なバリエーションが存在します。
読み方は「コパイロット」で、「副操縦士」という意味です。
名前の由来
MicrosoftはCopilotの名前の由来を明かしていませんが、公式ブログでこのAIについて「Microsoftでは、これをあらゆるタスクをナビゲートする”副操縦士”のようなものだと考えています」と記している事から、「人間のタスクをサポートするAIであれ」という意図でAIに「Copilot」と名付けたと考えられます。
Llama
LlamaはMetaが開発するAIです。
オープンソースのAIモデルの為、Metaだけでなく様々なAIの基として使われています。
読み方は「ラマ」です。動物のラマと一緒です。
名前の由来
名前の由来は「Large Language Model Meta AI」の略です。
「Large Language Model」は「大規模言語モデル」の事で、文字通り大量のテキストを学習させて製作されたAIモデルの事です。
Rufus
RufusはAmazon.comが開発する生成AIです。
商品レビューの要約や購入提案を行ってくれるショッピング用チャットボットで、日本では2025年9月から提供されています(なお、今後は「Alexa for Shopping」という新しいAIに切り替わる予定です)。
読み方は「ルーファス」です。
名前の由来
名前の由来は、初期のAmazonで働いていたベンソン夫妻の飼い犬・ルーファスです。

ウェルシュ・コーギーのルーファスは、Amazon創業初期から長年にわたり、同社の顔として親しまれていました。
米国のAmazonにはルーファスについて解説するヘルプページもあります。
在職中、ルーファスは廊下をぶらぶら歩いたり、会議に同席したり(彼は会議が大好きだった)、ケージの中でうたた寝をしたりしていた。彼は廊下でのテニスボール追いかけっこの達人で、みんなを巧みに操っておやつをたくさん貰っていました。
彼の人生は素晴らしいものだった。Amazonの顧客がAmazonのマスコット犬の存在を知ると、ルーファスにプレゼントを贈った。(特にグアムの友人からの贈り物には大喜びだった。)しかし、有名人になったからといって、彼がうぬぼれることは決してなかった。彼の最大の功績は、Amazon.comに犬連れ歓迎の文化を築き上げたことだった。今日、愛犬を職場に連れてくる従業員は、ルーファスに感謝すべきだろう。
多くの人々に愛されたルーファスは、2009年5月27日に安らかに息を引き取った。
こうした専用ページが出来る事からも分かる通り、ルーファスはAmazonの歴史においてとても有名な犬です。
まとめ
様々なAIがありますが、それぞれの名前には意味や意図が込められており、非常に個性的です。
今後、新しいAIが登場した際は、機能や性能だけでなく、その名前の由来にも注目してみると、より深く理解できるはずです。