余計なこと考えるのは暇だから!?不安や悩みを気にしない方法

不安や悩みといった”ネガティブな感情”に囚われずに生きていくにはどうしたら良いのか?

ポジティブに考えたり、性格を変えること事が出来たら良いですが、そう簡単ではありません。

この記事では誰でも簡単にできる「不安や悩みを気にしない方法」を紹介します。

不安や悩みが気になるのは暇だから

人はなぜ不安や悩みといった”ネガティブな感情”に囚われ、細かい事を気にしてしまうのでしょうか?

それは暇だからです。行動せずに思考や心に意識を向けているためです。

起業家の堀江貴文氏は著書「ゼロ」でこう述べています。

ネガティブなことを考える人は、ヒマなのだ。ヒマがあるから、そんなどうでもいいことを考えるのだ。

(中略)

もし、あなたがポジティブになりたいというのなら、やるべきことはシンプルである。うじうじ悩んでないで、働けばいい。「自分にはできないかもしれない」なんて躊躇しないで、目の前のチャンスに飛びつけばいい。与えられた24時間を、仕事と遊びで埋め尽くせばいいのだ。常に頭を稼働させ、実際の行動に移していく。働きまくって遊びまくり、考えまくる。それだけだ。

(中略)

あらゆる時間を思考と行動で埋め尽くしていけば、ネガティブな思いが入り込む余地はなくなるのである。

出典:ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

さらに、お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭氏も著書で同様の事を仰っています。

ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。

出典:社会人大学人見知り学部 卒業見込

不安や悩みを消そうとしてあれこれ考えても無駄なんですね。

大切なのは行動。若林氏風に言うと没頭。とにかく行動に集中して、悩む暇も無く働き、遊ぶ。それが大切だという事です。

また、堀江氏はウェブメディア「新R25」でも同様のことを述べています。

人間の脳みそは、目の前にありもしない過去を再現したり、未来をシミュレーションしたりして、「わざわざイヤな感情を水増しする」という厄介なクセを持っている。だとすれば、取るべき対策もシンプルだ。

まず、「過去」については、なるべくその場で感情の整理をつけることだ。たとえマイナス感情を先送りしても、それはいずれ、より大きなストレスとなって戻ってくる。

しかも、感情の“反芻”によってぶり返した怒り・モヤモヤは、強化されていることが多い。

(中略)

過去や未来について考えないようにするには、どうすればいいのか?

これも答えは簡単だ。極限まで予定を詰め込んで、忙しくするのである。

あなたの意識が過去・未来のほうに彷徨い出てしまうのは、あなたの現在がスカスカで中身がないからだ。

脳が「暇」をしているから、記憶や不安で意識を満たそうとしてしまうのである。

暇はやはり悪だ。

ムダなことを考える余裕がなくなるくらい、自分時間で予定をいっぱいにし、目の前のことに熱中し続けられる人生をつくればいい。

出典:“ストレスがどこからやってくるか”を知っておけ。ホリエモンが考える「不安」への対処法

余計な事を考えてしまう”暇”を無くせば、自然と不安や悩みとは無縁の人生を送れるという事です。

堀江氏のように極限まで予定を詰め込むのは大変かもしれませんが、ネガティブな事を考えそうになっても、まずは目の前の家事や育児、仕事や勉強に集中する。

そうする事で不安や悩みが頭をよぎる事を防ぐことが出来るということです。

まとめ

不安や悩みが頭から離れなかったり、嫌な事をずっと考えてしまったり…

ネガティブな感情や記憶に苦しめられてきた人は少なくないのではないでしょうか?

筆者もそのうちの1人です。

しかし、そうしたネガティブな心理に振り回される自分を変えたいと思っても、性格は直したり、ポジティブ思考をするのは困難なもの。

むしろ、ある実験によれば、無理に前向きに考えようとすると、かえってネガティブになってしまうという事もあるそうな。

ミシガン州立大学のモーザーらの実験では、ネガティブ思考の人に「前向きに考えなさい」と指示すると、脳が混乱して感情を司る部位が活性化し、余計に悲観的になってしまう! ということがわかっています。元からネガティブな人が「ネガティブをやめよう! ポジティブになろう!」と気合を入れたところで、逆効果ということですね。

出典:イヤでも止まらない「ネガティブ思考」を断ち切る魔法の小ワザ2つ

ネガティブな思いに囚われて苦しい時は、仕事でも家事でも遊びでも何でもよいので何かに没頭しましょう。

頭であれこれ考えて「気にしない様にしよう!」と思っても意味はありません(むしろ逆効果かも)。

目の前の物事に集中・没頭する事で、自然とネガティブなことが気にならない状態を作り出すことが、ネガティブ対策になります!