Grokってどういう意味?名前の由来は?

Xに搭載されているAIチャットボット「Grok」とはどういう意味なのか?

名前の由来について解説します。

意味は火星の言葉で「理解する」

Grok(グロック)とは、ロバート・A・ハインライン氏による1961年のSF小説「異星の客」に登場する架空の火星語で、「理解する、認識する」という意味の言葉です

小説の中に登場する架空の言葉でありながら、1960年代から70年代のカウンターカルチャーで広く使われました

現在でも、インターネットやコンピューターサイエンスのコミュニティで実際に利用されており、辞書にも載っています

例えば、日本のWeblio英和辞典では、「grok」は「意味をとらえる」という意味であると解説されています

また、オックスフォード英語辞典には、「直感的にまたは共感によって理解する。信頼関係を築く。」という意味の他動詞であると記載されています

まとめ

AIの名前をSF小説に登場する言葉から名付けるのはイーロン・マスク氏らしいですよね。

ちなみに、イーロン・マスク氏は、xAIが開発するAIのことを「TruthGPT」という名前で呼んでいました

これが仮称だったのか、何らかの理由で「Grok」に変更されたのかは不明です。