iPhoneで撮影した写真がJPEGファイルではなく、HEICファイルで保存されてしまう場合に、JPEGファイルで保存されるように設定を変更する方法を解説します。
iPhoneで撮った写真をHEICではなくJPGで保存する方法
iPhoneの「設定」から「カメラ」→「フォーマット」→「カメラ撮影」の項目に進み、「互換性優先」を選択して下さい。
「互換性優先」を選択すると、iPhoneで撮影した写真は多くのパソコンやアプリと互換性があるJPG形式で保存されます。
| 高効率 | HEIC(静止画)、HECV(動画) |
| 互換性優先 | JPG(静止画)、MOV(動画) |
まとめ
HEICはiOS11より利用できるようになったファイル形式で、JPEGファイルよりも少ない容量(ファイルサイズ)になるのが特徴です。
しかし、HEIC形式に対応しているOSやサービスは少ないのが現状です。
例えば、Windowsは2023年のアップデートまでHEIC形式に対応していませんでした。Adobe Photoshopは今でもHEICに対応していません。その為、iPhone以外でHEIC形式の写真を利用するには、アップデートや追加のアプリを用意する必要がありました。
ただ写真を見るだけなのにアレコレ追加の負担が必要なのは不便ですよね。
なので、WindowsなどiPhone以外のスマホやパソコンに写真を送ったり、ネット上に写真をアップロードする機会が多い方は、写真のフォーマットに「互換性優先」を選択しておくと良いでしょう。そうすれば画像は広く普及している形式であるJPEGで保存され、様々なパソコンやスマホ、サービスでそのまま利用できるようになります。
