MacのPower Napをオン・オフにする方法

Macには「Power Nap」という機能が搭載されており、スリープ中でもアプリのダウンロードやTime Machineでのバックアップを継続させることができます。

このPower Napをオン・オフにする方法を解説します。

※Apple シリコン搭載のMacではデフォルトでオン

Power Napのオン・オフが出来るのは、Intelプロセッサを搭載しているMacのみです。

Apple シリコン(M1やM2など)を搭載しているMacはPower Napに関する設定が無く、Power Napと同様の機能が常時オンになっています。

※Power Napはデフォルトでは有効

Power Napに対応しているMac(近年発売されたSSDが搭載されているものは全て対応しています)では、Macを電源に接続している際には、デフォルトでオンになります。

Power Napをオン・オフにする方法(macOS Ventura 13)

Power NapをMacの設定からオン・オフにする方法を紹介します。

※対象のMacは最新のmacOS Ventura 13が入っているものです。過去のmacOSが入っているMacについては記事の後半に進んでください。

デスクトップ型の場合(iMac、Mac Proなど)

Macのアップルメニュー(画面の左上にあるリンゴマーク)→「システム設定」→「省エネルギー」に移動します。

その中にある「Power Nap を有効にする」のチェックを入れて(外して)、Power Napをオン(オフ)にします。

ノートブック型の場合(MacBook Air、MacBook Proなど)

Macのアップルメニュー(画面の左上にあるリンゴマーク)→「システム設定」と選択し、サイドバーの中にある「バッテリー」をクリックします。

「バッテリー」を開いたら、右側の「オプション」をクリックし、「Power Napを有効にする」横にあるポップアップメニューをクリックして、任意の項目を選択すればOKです。

Power Napをオン・オフにする方法(macOS Monterey 12以前)

Power NapをMacの設定からオン/オフにする方法を紹介します。

デスクトップ型の場合(iMac、Mac Proなど)

Macの「システム環境設定」→「省エネルギー」に移動します。

その中にある「Power Nap を有効にする」のチェックを入れて(外して)、Power Napをオン(オフ)にします。

ノートブック型の場合(MacBook Air、MacBook Proなど)

Macのアップルメニュー(画面の左上にあるリンゴマーク)→「システム環境設定」から「バッテリー」を開きます(左下にある緑のアイコンをクリック)。

Mac「システム環境設定」

MacBook Proなどノートブック型Macの場合は、Power Napに2種類の選択肢があります。

  1. バッテリー電源使用時にPower Napをオンにする
  2. 電源アダプタに接続中にPower Napをオンにする

1は外での作業中など、Macが電源に接続されていない時にもPower Napを使う設定です。

2はMacが電源に接続されている時のみPower Napを使う設定です。デフォルトではオンになっています。

バッテリー電源使用時に Power Nap をオン・オフにする

「バッテリー」タブをクリックし、「バッテリー電源使用時に Power Nap をオンにする」のチェックボックスにチェックを入れる/外すことで、Macでバッテリー電源の使用時(電源ケーブルをコンセントに挿していない時)に Power Napを使うかどうかを指定することができます。

電源アダプタに接続中に Power Nap をオンにする

「電源アダプタ」タブをクリックし、「電源アダプタに接続中に Power Nap をオンにする」のチェックボックスにチェックを入れる/外すことで、Macで電源の使用中(電源ケーブルをコンセントに挿している時)にPower Napを使うかどうか指定することができます。

まとめ

アプリのダウンロードやTime Machineのバックアップがスリープによって中断してしまうという方は、ぜひPower Napの設定を確認してみてください。

参考