悪質サイトをブロックするMicrosoft製のGoogle Chrome拡張機能「Windows Defender Browser Protection」を紹介します。
Windows Defenderとは
Windows 8以降のWindowsには、Windows Defenderという無料のマルウェア(悪意のあるソフトウェア)対策ソフトが入っています。
本来、このWindows Defenderのブラウザ保護機能はWindows標準のEdgeブラウザでなければ使えません。
しかし、このWindows Defenderのブラウザ保護機能を、Windows、MacなどのOSを問わず、Google Chromeに実装できるMicrosoft製の拡張機能が登場しました。
それが「Windows Defender Browser Protection」です。
この拡張機能は悪質なマルウェアがダウンロードされるのを防ぎ、フィッシングサイトなど危険サイトの表示をブロックしてくれるます。
もっとも安全なEdgeの実力
Google Chrome自身にも、マルウェアなどを防ぐ同様の機能が実装されています。
ですから、わざわざ「Windows Defender Browser Protection」を追加でインストールするのは無駄なような気もします。
ですが、サードパーティが実施したテストではEdgeがフィッシングサイトを99%検出したのに対し、Google Chromeは87%しか検出できなかったと言います(ちなみにFirefoxは70%)。
(Windows Defender Browser Protectionの公式サイトより)
以上のことから、ブラウザの保護機能はGoogle ChromeよりもMicrosoft Edgeの方が優れていると言えます。
なので一見Chromeに「Windows Defender Browser Protection」を追加するのは冗長に思えますが、決してそうではないということです。
まとめ
Google Chromeに「Windows Defender Browser Protection」を追加すれば、ChromeもEdge同様の高いセキュリティ機能を備えることができます。
安全にネットサーフィンするためにぜひ追加しておきましょう。
Windows Defender Browser Protectionは、Chrome ウェブストアからインストールが可能です。
インストールはこちら:Chrome Web Store(現在インストールできません)