MacでUSBメモリ等をWindowsでも使えるようにする方法

Macで利用しているUSBメモリや外付けHDDなどをWindowsでも使える(データを開ける)ようにする方法を紹介します。

MacでUSBメモリ等をフォーマットする方法

Macで利用しているUSBメモリや外付けHDDなど(外付けディスク)をWindowsでも使える(データを開ける)ようにするには、Macで外付けディスクをフォーマットする必要があります。

Macで外付けディスクをフォーマットするには、以下の手順を実行してください。

*外付けディスクをフォーマットすると、保存しているデータが全て消去されるので、中のデータが消えると困る方は、事前にデータを別の場所にコピー(移動)しておきましょう。

1.MacにWindowsでも使いたい外付けディスクを挿す

まずは、MacにWindowsでも使用したいフォーマットしたいUSBメモリ等をMacに挿しましょう。

2.「ディスクユーティリティー」を起動する

MacでUSBメモリ等をフォーマットするには、「ディスクユーティリティー」というアプリを使います。

ディスクユーティリティのアイコン

「Launchpad」からディスクユーティリティーを探して起動しましょう。

ディスクユーティリティーはMacに最初からインストールされているアプリなので、わざわざ新しいアプリをダウンロードする必要はありません(もちろん無料で利用できます)。

3.ディスクユーティリティーで外付けディスクを「消去」する

ディスクユーティリティーを開いたら、メニューバーの「表示」から「すべてのデバイスを表示」を選択します。

そして、サイドバーからWindowsで使用したい外部ディスク(USBメモリなど)を選択し、ツールバーの「消去」をクリックします。

「消去」をクリックすると、以下のようなメニューが表示されます。

ディスクユーティリティー

メニューの中の「フォーマット」から「MS-DOS(FAT)」か「exFAT」を選択します。

この2つは外付けディスク(USBメモリなど)のサイズ(容量)で選びましょう。

  • MS-DOS(FAT):ディスクのサイズが32 GB以下の場合
  • exFAT:ディスクのサイズが32 GBを超える場合

なお、これ以外の「Mac OS拡張」などを選ぶと、Windowsで開くことができなくなるので注意してください。

フォーマットを選んだら、次はその下にある「方式」を選択します。

こちらは「マスター・ブート・レコード」を選びましょう。

全て選び終わったら、「消去」をクリックして外付けディスクをフォーマットすればOKです。

まとめ

DropboxやiCloud Driveなどのクラウドストレージがあるとはいえ、USBメモリや外付けHDDを使ったデータの受け渡しや共有もまだまだありますよね。

Macだけでなく、Windowsでもファイルなどのデータを開けるようにしておくと、MacとWindowsの両方のOSを使っていてもデータの共有が非常に便利になるのでとてもおすすめです。

参考:MacのディスクユーティリティでWindowsコンピュータ用にディスクをフォーマットする – Apple サポート (日本)