Google AdSense(アドセンス)を利用しているサイトには、アダルトコンテンツ(性的なコンテンツ)を掲載してはいけません。
特に児童ポルノは絶対に厳禁です。
児童ポルノは一発でアカウント閉鎖!
Google AdSenseでは、ポリシーに違反するコンテンツを掲載しても、悪質で無ければ、警告や修正の要請など穏健な対応で済みます。
例えば、サイト内にセクシーなグラビアアイドルの画像があっても、画像の枚数が少なかったり、一部の記事だけであれば、警告や広告配信の一時停止だけで済みます。
筆者も以前、ブログにセクシーな画像を貼ってしまい、ポリシー違反の警告を受けたことがあります。ですが、特に制限を受けることはなく、ポリシー違反の対象となった画像を削除するだけで問題は解決できました。
しかし、児童ポルノだけは別です。
性的コンテンツの中でも児童ポルノに対しては特に厳しく、児童ポルノが含まれているサイトにAdSenseの広告を掲載すると、一発でアカウントが閉鎖されます。
修正などの猶予は与えられません。
Googleの担当者が個別サポートをしているような、アクセスが多い大手サイトであっても、児童ポルノに関しては容赦なく一発でアカウント閉鎖となります。
アニメや漫画もNG
児童ポルノをサイトに掲載することは、Google AdSenseのポリシー以前に、日本の法律に違反していますから「サイトに児童ポルノなんて掲載するわけない」と考えている方もいるかもしれません。
ですが、それは危険な考えです。
Google AdSenseが考える児童ポルノの定義は、日本の法律が定める児童ポルノの定義よりずっと厳しいです。
日本の法律では、児童ポルノは実在する児童を対象としたものに限ります。
ですが、Google AdSenseにおいては、児童ポルノは実在の児童に限りません。
アニメや漫画、イラスト、フィギュアなど、実在しない児童を対象にしたものも児童ポルノとして判断され、ポリシー違反となる可能性があるので注意しましょう。
「演者は18歳以上だから大丈夫」「実在しないアニメのキャラだから大丈夫」などといった言い訳は通用しません。
Googleで約5年間、AdSenseの営業担当として働いていた石田健介氏はこう述べています。
児童ポルノと判断されるコンテンツで注意が必要なのは、実写にかぎらないということです。イラスト、フィギュア、アイコンなどが児童ポルノと判断され、一発でアカウント閉鎖になったケースもあります。
また、日本人は欧米人と比較して若く見られがちです。モデルの実年齢にかかわらず「児童ポルノに見えるかどうか」というポイントで判断されるので、たとえ成人のモデルだとしても油断できません。
出典:元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍Upするプロの技60
また、明らかなに性的なコンテンツだけでなく、児童(に見える被写体)が水着や下着などを着ている写真や、芸術作品として認知されている絵画、医療に関するコンテンツも同様にポリシー違反となる可能性があります。
日記ブログや子育てブログに、自分の子供が裸でお風呂に入っている写真や動画を掲載した場合なども、アカウント閉鎖になる可能性があるので注意しましょう。
まとめ:児童ポルノの掲載は重大なポリシー違反
Googleは児童を性的に扱ったコンテンツに(極めて)厳しいです。
水着などを着ている場合や、性的な意図がない場合でもポリシー違反に該当し、アカウントが閉鎖されてしまう可能性があります。
Google AdSenseでは実績次第で専任の担当者がつきますが、そのような特別待遇の大手サイトであっても、児童ポルノを扱った場合には容赦無く一発でアカウントが閉鎖されます。
ポリシー違反の中でも、児童ポルノの掲載は重大な違反だという事です。
児童や性的要素に関するコンテンツを扱う場合には、特に注意してサイトやブログを運営しましょう。