Facebook(現Meta)の創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏は、盗撮や盗聴を防ぐためのセキュリティー対策として、パソコンのウェブカメラとマイクにテープを貼っています。
ザッカーバーグのMacBookからわかること
マーク・ザッカーバーグ氏はInstagram(Metaの子会社)のユーザー数が5億人に達したことを祝い、自身のデスクで撮影した写真を公開しました。
その写真を見たあるX/Twitterユーザーが「ザッカーバーグの写真に関する3つのこと」として写真からわかる事をX/Twitterで説明しています。
以下がそのツイートです。
3 things about this photo of Zuck:
Camera covered with tape
Mic jack covered with tape
Email client is Thunderbird pic.twitter.com/vdQlF7RjQt— Chris Olson (@topherolson) June 21, 2016
このツイートの訳は以下の通り。
ザックのこの写真に関する3つのこと。
カメラがテープで覆われている
マイクジャックがテープで覆われている
メールクライアントはThunderbird
どうやらザッカーバーグ氏はセキュリティー対策として、パソコンのウェブカメラやマイクをテープで覆っているようです。
確かに写真の左下にあるザッカーバーグ氏のものと思われるMacBook Proに目をやると、ウェブカメラとマイクがテープで覆われているのがわかります。
パソコンによる盗撮・盗聴対策として有効なテープ
パソコンがハッキング(クラッキング)によって乗っ取られた場合、遠隔操作によってウェブカメラやマイクを操作され、盗撮や盗聴をされる危険性があります。
それを防ぐためにはウェブカメラやマイクをザッカーバーグ氏のようにテープなどで覆ってしまうのが一番カンタンです。
当然ですが、どんなに高性能なカメラでも、レンズをテープで覆われたら何も撮れません。マイクも同様です。
セキュリティソフト等を導入するよりカンタンに出来るのでとてもオススメの方法です。
まとめ
カメラとマイクをテープで覆うのは、とてもカンタンにできるので、ウェブカメラ(インカメラ)やマイクを使用しない方は最初からテープで覆ってしまうと、プライバシー保護に繋がって良いでしょう。
筆者も愛用しているSurface Proのウェブカメラをマスキングテープで覆っています。
マスキングテープは後から剥がしやすく、カンタンに入手できるのでオススメです。
筆者はこのマスキングテープを使っています。
なお、世の中にはパソコンやスマホのカメラを覆うための「カメラカバー」という製品もありますが、ノートパソコンの場合は閉じた際に支障が出る場合もあるので要注意です。
Appleは公式に「画面が割れる危険性があるのでMacBookにカメラカバーを付けないように」と注意喚起しています。
Mac ラップトップのディスプレイとキーボードの間には設計上ごくわずかな隙間しかないため、カメラカバーを取り付けた状態でディスプレイを閉じると、ディスプレイが傷つくおそれがあります。
出典:MacBook、MacBook Air、MacBook Pro のカメラにカバーを着けたままディスプレイを閉じないでください – Apple サポート