楽天が発行する超大人気のクレジットカード「楽天カード」のメリット・デメリットやポイント還元率などについて解説します!
公式サイト:クレジットカードなら、楽天カード
楽天カードとは?
お申し込み対象 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
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年会費 | 永年無料 |
電子マネー | 楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ |
利用可能枠 | 会員ごとに決定(最高100万円) |
お支払い方法 | 1回払い/2回払い/ボーナス1回払い/リボ払い/分割払い |
お支払い日 | 月末締め、翌月27日払い |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、American Express |
公式サイト | 楽天カード |
便利なクレジットカードが欲しいけど、年会費や審査基準が良く分からないという方は少なくないでしょう。
そんな方にオススメのクレジットカードが「楽天カード」です。
審査難易度が低いので誰でも発行しやすく、年会費も無料なので元を取れるか心配…という方でも安心です。
楽天カードの締め日と引き落とし日はいつ?
楽天カードの締め日と引き落とし日(支払日)は以下の通りです。
- 締め日:月末
- 引き落とし日:翌月27日(金融機関が休業日の場合は翌営業日)
例えば、5月分の利用は5月1日~5月31日の利用を指します。締め日は5月31日になります。
5月分の利用が引き落とされるのは6月27日です。
ただし、楽天市場での利用は毎月25日が締め日になります。
例:5月26日~6月25日に楽天市場で10,000円利用→7月27日に10,000円請求
参考:カード利用の毎月の締め日と支払い日について|楽天カード
楽天カードの旅行保険
楽天カードには旅行中のトラブルで発生した費用や損害を補償する海外旅行保険が付帯しています。
担保項目 | 保険金額 |
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傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用(1事故の限度額) | 200万円 |
疾病治療費用(1疾病の限度額) | 200万円 |
賠償責任(1事故の限度額) | 3,000万円 |
救援者費用(1年間の限度額) | 200万円 |
なお、楽天カードの旅行保険は「利用付帯」です。
つまり、ただ楽天カードを持っているだけではダメで、海外旅行代金(募集型企画旅行の代金)を楽天カードで支払う事で初めて保険が有効になります。
具体的には、日本を出国する以前に 「募集型企画旅行の料金」 に該当する代金を楽天カードで支払っていることが条件になります。
募集型企画旅行の料金とは以下のようなものを言います。
旅行会社が旅行者の募集のためにあらかじめ、旅行の目的地および日程、旅行者が提供を受けることができる運送又は宿泊のサービス内容並びに旅行者が旅行会社に支払うべき旅行代金の額を定めた旅行に関する計画を作成し、これにより実施する旅行をいいます。
ちなみに、楽天カードに付帯する傷害保険は海外旅行のみが対象です。
国内旅行も対象となる国内旅行傷害保険は、上位のカードである「楽天プレミアムカード」と「楽天ブラックカード」に付帯しています。
楽天カードは海外でも使える!
楽天カードは海外でも問題なく利用することができます。
楽天カードは海外でもご利用いただけるクレジットカードです。
出典:海外で使う|楽天カード
しかし、いきなり海外(=普段とは違う環境)で利用すると、不正利用と間違えられてしまうリスクがあります。
海外で利用する際は、事前に楽天カード側に連絡しておくと良いでしょう。
弊社では、カード番号の悪用、紛失盗難カードや偽造カードの不正利用を未然に防止することを目的とし、不正検知システムを導入しております。
安心してカードをご利用いただくために、お客様のカードのご利用が過去の不正利用のパターンと類似した場合や第三者利用の可能性があると判断した場合などには、カードのご利用を保留にさせていただくことがございます。
海外でご利用予定がある場合は、事前に楽天カードコンタクトセンターへご連絡いただくことで、カードのご利用の保留を見送りとする対応を行うことがございます。
楽天カードのメリット:良い点
楽天カードの魅力的な点をいくつか紹介します。
- 年会費が永年無料
- 審査難易度が低く発行しやすい
- 楽天ポイントカードが内属されている
- 楽天市場で利用すると還元率が3%!
- 4つの国際ブランドから選べる
- 2枚目の楽天カードを作成できる
- 同性パートナーでも家族カードが作れる!
年会費が永年無料!
楽天カードは年会費が永年無料、つまり発行してからずっと無料で使えます。「年に1回以上の利用」などの条件も一切ありません。
年会費永年無料
「年間○○円以上ご利用いただいた場合に限る。」などの条件は一切ありません。安心してご利用ください。
年会費の負担を心配することなく気軽に発行できるので非常にうれしいですね。
審査難易度が低く発行しやすい!
楽天カードの入会条件(申し込み条件)は非常に緩いです。
18歳以上の方(高校生の方は除く)であればどなたでもお申し込みいただけます。
※ただし5年制一貫高校に在籍の方はお申し込み可能です。
年収や職業の制限はなし(高校生は不可です)。
年齢もクレジットカードが作れる最低年齢である18歳です。
楽天カードの審査基準は必要最低限なので、誰でも審査に通りやすく、とても発行しやすいクレジットカードです。
筆者も収入がほとんど無いフリーターのような時期に申し込みましたが、無事発行されました。
ちなみに、かつてネット上で噂になっていた「楽天カードは職業がスナイパーでも作れる」というのはデマです。
関連記事:楽天カードの審査は職業が「スナイパー」でも通るというのは間違い!
楽天ポイントカードを内属している
楽天のクレジットカードである楽天カードは「楽天ポイントカード」として使うことができます。
楽天カードと楽天ポイントカードは別物ですが、2015年12月17日以降に申込・発行された楽天カードには楽天ポイントカードの機能が付いています。
そのため、楽天カードは楽天ポイントカードとしても利用することができます。
買い物をする際に、楽天ポイントカードとして提示してポイントを獲得、そのあと楽天カードで買い物をしてポイントを獲得といった事も可能です。
楽天ポイントが使える・貯められるお店は多いので、1枚の楽天カードでクレジットカードとポイントカードの2つの使い方ができるのはとても便利です。
楽天カードは年会費が永年無料なので、楽天ポイントカードの代わりとして楽天カードを所有するのも良いと思います。
筆者もよく楽天ポイントカードとして楽天カードを活用していました(現在は楽天ポイントカードアプリを使用しています)。
楽天市場で利用すると還元率が3%!
楽天カードは楽天のサービスを利用する方にとって非常にお得なクレジットカードです。
例えば楽天市場の支払いに楽天カードを使用すると、ポイント還元率が3倍になります。
楽天カードは通常のポイント還元率が1%なので、楽天市場での利用はポイント還元率が3%になります。
これは非常に高い還元率です。楽天市場の利用がこれほどお得になるクレジットカードは他にありません。
さらに楽天モバイルや楽天ひかり、楽天トラベルなど他の楽天サービスも使っていると、楽天市場でのポイント還元率がさらにアップする場合があります(キャンペーン等によって変わります)。
楽天カードは楽天市場をはじめ楽天のサービスをたくさん使っている方には非常にオススメのクレジットカードです。
4つの国際ブランドから選べる
楽天カードの国際ブランドは、以下の4つから選べます。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
筆者は既にAmazon Mastercardを所持していたので、楽天カードはVisaで発行しました。
選択肢が複数あると、自分の手持ちカードとの兼ね合いでブランドを選べるので良いですね!
ちなみに、個人的にオススメなのは世界200ヵ国以上に展開しているVisaとMastercardです。この2つなら使えなくて困る事はほとんど無いので、どの国際ブランドにするか迷ったらVisaかMastercardのどちらかがオススメです。
アメックスは貴重だがメリットは少ない…
上記の通り、楽天カードの国際ブランドにはアメリカン・エキスプレス(アメックス)を選ぶことも可能です。
ですが、楽天カードの場合、アメックスを選ぶメリットはほとんどありません。
参考:楽天カードのアメックスは使えない?メリットやデメリットを解説
VisaやMastercardなど、他のブランドを選択した方がいいでしょう。
2枚目の楽天カードを作成できる
楽天カードは1人で2枚目のカードを発行することが可能です。
カードごとに利用明細や引き落とし口座を分ける事が可能なので、生活費用と娯楽用に分けるなど家計の管理に合わせて使い分ける事ができます。
年会費無料の楽天カードを選べば、追加料金もかかりません。
2枚目の楽天カードを発行しても、1枚目の楽天カードのカード番号は変わらないので安心です。
楽天カードの家族カードは同性パートナーでも申し込める!
楽天カードは同性カップル(同性パートナーが相手)でも、生計を同一にしていれば家族カードを申し込むことができます。
特別な手続きも不要でカンタンです。
関連記事:楽天カードの家族カードは同性カップルでも発行できます!
デメリット:残念な点
楽天カードのデメリットを解説、紹介します。
ステータスが低い
楽天カードは年会費が無料で、発行の難易度も決して高くありません。むしろ誰でも発行しやすいクレジットカードです。
そのためステータスは高くないです。
楽天カードはハイステータスで有名なAmerican Express(アメックス)ブランドを選ぶこともできますが、アメックスであっても楽天カードの場合はステータスは高くないです。
参考:楽天カードのアメックスは使えない?メリットやデメリットを解説
別にステータスが低いからといって損をする訳ではないので、問題はないですけどね。
紙の利用明細書は有料
楽天カードはWeb明細サービスを使い、ネットで利用明細を見る分には無料ですが、紙の利用明細書を自宅に郵送してもらう場合にはお金がかかります。
明細の発行費用は132円です。
明細書発行月と同月のご請求金額に明細書発行費用132円(税込み)を加算して請求させていただきます。
利用明細を紙で管理したい方にはデメリットですね。
ちなみに、筆者はなんでもネットで済ませたいタイプなので、利用明細もWeb明細サービスを使っています。
キャッシングの手数料が高い
楽天カードのキャッシングは金利手数料(利息)が年率18%です。
他社と比べても高いので、オススメしません。
筆者は楽天カードを始め、複数のクレジットカードを持っていますが、キャッシングを利用しているクレジットカードはゼロです。
関連記事:楽天カードのキャッシングとは?金利手数料や使い方について解説
まとめ
筆者は楽天カードをよく使っています。
クレジットカードとしても便利ですが、ポイントカード機能も備えているのが非常に便利です。
筆者はもっぱら楽天ポイントカードとして使うための、楽天カードを所持しています。
審査難易度が低く、若い方でも発行しやすいいクレジットカードなのでオススメです。
公式サイト:クレジットカードなら、楽天カード