バンドルカードの「ポチッとチャージ」は手数料が高い!

お金をチャージすると、Visaカードとして支払いに使えるアプリである「バンドルカード」には、お金を後払いでチャージできる「ポチッとチャージ」という機能があります。

ポチっとチャージは、アプリから金額を入力すると即座にチャージされ、国内外のVisa加盟店でのお買い物にすぐに使えるサービスです。お申込み金額は後からお支払いいただきます。

出典:バンドルカード サポート

手持ちのお金がなくてもバンドルカードに残高をチャージできるので、(実質)借金として利用する事ができます。

チャージした分のお金は翌月末までの好きなタイミングで手数料と一緒に支払えばOKです。

しかし、ポチッとチャージは手数料が高いので使わない方が良いです。

ポチッとチャージは手数料が高い!

ポチッとチャージは、手持ちのお金がなくても後払いでバンドルカードに残高をチャージすることができるため、便利に思えます。

しかし、ポチッとチャージは一回の申し込みごとに金額に応じて手数料がかかります。

ポチッとチャージの手数料は以下の通りです。

申込み金額 手数料
3,000円 〜 10,000円 510円
11,000円 〜 20,000円 815円
21,000円 ~ 30,000円 1,170円
31,000円 ~ 40,000円 1,525円
41,000円 ~ 50,000円 1,830円

参考:ポチっとチャージの手数料について – バンドルカード サポート

正直、借金の手数料としてはかなり高いですね。

お世辞にも安いとは言えない手数料です。

リボ払いや消費者金融よりも損

ポチッとチャージで10,000円をチャージすると翌月末の支払い時にかかる手数料は510円です。1ヶ月で5.1%の手数料がかかる計算です。

借金地獄に陥るなどと言われるリボ払いや消費者金融でも1ヶ月の手数料は1.25%~1.5%ほどです。

例えばクレジットカードで10,000円の買い物をして、支払いをリボ払いにすると1ヶ月目は125円の手数料が発生します。

後払いで残高をチャージし、翌月末には必ず支払うポチッとチャージと、借金が雪だるま式に膨れ上がるリスクのあるリボ払いや消費者金融の借金を同じように比べる事は不適切かもしれません。

しかし、”支払いを1ヶ月後に先延ばしにする”という点に注目し、1ヶ月の手数料だけで比べると、ポチッとチャージはリボ払いよりも非常に高額な手数料がかかっています。

クレジットカードなら同じ条件で無料

クレジットカードであれば普段から支払いは翌月末(もしくはそれに相当する期間)になります。

例えば、楽天カードであれば、1月に利用した分は2月27日にまとめて支払いになります

例:1月1日〜31日の利用した分のお金は2月27日にまとめて引き落とされる。

楽天カードに限らず、クレジットカードであれば手続きも手数料も不要で支払いを後払いにでき、しかも一括払いであれば手数料は必要ありません。

支払いをポチッとチャージと同じように後払いにすることができ、それでいて手数料はかからないのですから、手持ちのお金がないときはクレジットカードを使って支払いを先延ばしにする方がバンドルカードのポチッとチャージを利用するよりもお得です。

また、ポチっとチャージは利用する度に審査がありますが、クレジットカードであれば一度発行したら基本的には次回の更新まで審査不要で利用を継続することが可能です。

まとめ

バンドルカードは未成年でも発行できたり、残高のチャージにビットコイン(bitFlyer)が利用できたりと魅力もあるプリペイドカードですが、ポチッとチャージに関しては全くオススメできません

とにかく手数料が高すぎます。手元にお金がなくても残高をチャージでき、支払いを翌月末まで繰り越せると言いますが、それは全てのクレジットカードでできることです。

クレジットカードなら同等のことを手数料0円で可能です。

ポチッとチャージを利用するのはかなり勿体無いので、使わない方が良いでしょう。正直、クレジットカードが作れない人向けの貧困ビジネスにさえ感じます…(´・ω・`)

ポチッとチャージを使うなら、普通のクレジットカードを使うことを強くお勧めします

公式サイト:バンドルカード – 1分でカードを作って、3分でお買い物。