Macの位置情報サービスをオン・オフにする方法

Macには位置情報サービス(現在地)を元にした情報を提供するアプリがあります(Siriやマップなど)。

例えば地図アプリである「マップ」では位置情報サービスを有効にすることで、地図内で現在地を表示することが可能です。

とても便利な機能ですが、個人情報保護の観点から、位置情報サービスを使いたくないという方もいるでしょう。

この記事ではそんな方のために、Macの位置情報サービスをオン・オフ(有効・無効)にする方法を解説します。

位置情報サービスをオン・オフにする方法

位置情報サービス

Macで位置情報サービスは以下の手順でオン・オフにできます。

位置情報サービスをオン(オフ)にする方法

  1. 「システム環境設定」を開く
  2. 「セキュリティとプライバシー」を開く
  3. 「プライバシー」を開く
  4. 左下の鍵のアイコンをクリックし、管理者のパスワードを入力する。
  5. 左のリストの中から「位置情報サービス」を選び、「位置情報サービスを有効にする」にチェックを入れる(全てのアプリでオフにしたい場合は外す)。
  6. リストの中から、位置情報サービスをオン(有効)にしたいアプリにチェックを入れる(オフにしたいアプリからはチェックを外す)。

まとめ

Macの位置情報サービスは、非常に便利なものです。

位置情報サービスをオン(有効)にしておけば、SpotlightやSiriに、今自分がいる場所に基づいた提案をしてもらうことができます。

例えば、Siriに天気を聞いた時、自分がいる地域の天気予報を知らせてもらえます。

一方で、様々なアプリに対しむやみに位置情報サービスの利用を許可してしまうと、アプリ開発者(企業)に自分の位置情報を全て知られてしまう可能性があります。

アプリの中には、個人情報を取得し、悪用するアプリもあります。怪しいアプリに自分の位置情報を教えてしまわないように、位置情報サービスの許可は慎重に行いましょう。

位置情報サービスを使わないなら、オフ(無効)にしてしまうのがオススメです。

筆者は実際にMacの位置情報サービスをオフにしています。

ただし、Appleは位置情報サービスをオフにしていても、ネット回線のIPアドレスを使用しておおよその位置情報を推測する場合があるので、過信するのは止めましょう。

Macの位置情報サービスをオフにすると、正確な位置情報はAppleに送信されません。関連性のある検索候補を提示するために、Appleはあなたのインターネット回線のIPアドレスを使用して、地図上の区域と照合することにより、おおよその位置情報を推測する場合があります。

出典:アプリケーションにMacの位置情報を検出することを許可する – Apple サポート (日本)