大切な写真やドキュメントが突然消えてしまった――。
そんな万が一の事態に備えて、信頼できるデータ復旧ソフトを準備しておきたいものです。
この記事では最新のAI(人工知能)技術を搭載し、ユーザーフレンドリーな操作性が魅力の「RecoveryFox AI」を紹介します。
公式サイト:RecoveryFox AI – データ復元をもっと安全、もっとスマートに!
※この記事はメーカーの支援の下で執筆されています。
RecoveryFox AIとは?
RecoveryFox AIは、WonderFox社が提供するWindows用のデータ復旧ソフトです。
USBメモリ・SDカードはもちろん、外付けHDD、フォーマット済みドライブ、さらには破損セクタのあるメディアからも高い確率で復旧を実現します。
価格は7,980円から。無料版でもスキャンとプレビューは可能なので、任意のデータが復旧できるか確認してから購入する事が可能です。
また、RecoveryFox AIの技術的な理由によりデータを復元できない場合は、返金を保証しています。
RecoveryFox AIの特徴
RecoveryFox AIの主な機能とAI活用ポイントについて解説します。
2つのスキャン
RecoveryFox AIには高速復旧モードである「クイックスキャン」とAIを活用した「AIスキャン」の2種類のモードがあります。
クイックスキャンとは?
- 高速復旧モード
- 小~中容量のメディア向け
- 時間を節約しつつ、一般的なデータ喪失に対応
- 失われたファイルの検索が速いが、詳細な復元には限界がある。
AIスキャンとは?
- AIベースの復旧アルゴリズムによる高度なスキャン
- クイックスキャンでは見逃しがちな断片化ファイルも検出
- ディープラーニングでファイルヘッダ/フッタを識別し、高い復旧成功率を実現
- スキャンには時間がかかる。
RecoveryFox AIでは、復旧したいデータが入っているドライブを選択すると、自動でスキャンが実行されます。まず最初にクイックスキャンが開始され、その後にAIスキャンが開始されます。
この流れは全て自動で操作は不要です(その代わり、スキャンモードを選択する事はできません)。
プレビュー機能
検出したファイルをサムネイル/テキスト形式でプレビューできます。
復旧前に中身を確認できるので、不要なファイルの復旧を回避し、必要ファイルだけを選択して効率的に復旧できます。
フィルタリング&カテゴリ別表示
ファイル形式、サイズ、作成日などで絞り込みを行うことが出来ます。
プライバシーを尊重した安全な使用
ドライブなどの記録メディアをスキャンするという性質上、セキュリティ面は気になる点ですよね。
RecoveryFox AIはプライバシーの保護を最優先事項にしている安全なソフトです。
プライバシーの保護は最優先事項です。製品登録及びデータのスキャンと復元を行う際に、RecoveryFox AIは絶対に個人データを収集しません。
全ての処理はユーザーのパソコン上で実行され、スキャンやデータ復元の際に通信機能は使用されません。
その為、データを盗み見られたり、サーバーに送られるという事はありません。
第三者であるブロガーや海外メディアによるレビューでも安全性とプライバシー保護に関しては良好な反応が確認できます。
ダウンロードから復旧までの使い方
RecoveryFox AIの使い方を解説します。
1. ソフトをダウンロード
公式サイトにアクセスし、RecoveryFox AIのインストーラーをダウンロードします。
ダウンロード出来たら、実行ファイルを起動し、画面の指示に従ってパソコンにRecoveryFox AIをインストールしましょう。
2. 記録メディアを接続
データの復旧を行いたい記録メディア(外付けHDDやUSBメモリ等をパソコンに接続します。パソコン本体のデータを復旧したい場合は何もしなくてOKです。
3. スキャンを実行
RecoveryFox AIを起動しましょう。
起動すると自動的に記録メディアを認識するので、データ復旧を行いたいメディアを選択しましょう。
選択すると自動でスキャンが開始されます。
クイックスキャンは早いですが、AIスキャンには時間がかかるので、気長に待ちましょう(発見されたファイルは逐一表示されるので、復元したいファイルが見つかったらその時点でスキャンを中止してもOKです)。
スキャンによって発見されたファイルは一覧で表示されます。
また、スキャン結果一覧ではプレビューも可能です。なお、ここまでは無料版でも可能です。
復元したいファイルが見つかったら、チェックを入れて選択しましょう。
復旧先を指定し※、右下の「データ復元」ボタンをクリックすると、ファイル復元のプロセスが開始されます。
※同じドライブへの復旧は上書きリスクがあるため、別ドライブ推奨
データを元の場所に復元すると、他のデータが上書きされる可能性があるので、復元先は異なるドライブやパーティションを選ぶのが安全です。
復元が終わったら、ファイルが指定フォルダに保存されている事を確認しましょう。
RecoveryFox AIのメリット・デメリット
RecoveryFox AIのメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。
メリット
RecoveryFox AIのメリット・魅力を紹介します。
初心者でも使いやすい
RecoveryFox AIはシンプルなUIとステップごとのガイド表示で非常に使いやすいです。
ソフトを起動したら自動的にHDDやUSBメモリの選択肢が表示されていますし、それをクリックすればすぐにスキャンが開始されます。
特別な設定や操作は不要で、簡単に使えます。初心者でも迷わない設計は嬉しいですね。
幅広い対応形式
画像(JPEG、PNG、RAW)、動画(MP4、MOV)、ドキュメント(Word、Excel、PDF)など様々なフォーマットに対応しています。
高い復旧成功率
AI解析により、従来スキャンで諦めがちだったファイルも発掘する事ができます。
クイックフォーマット・フルフォーマット済みのドライブからも高い確率でファイルを復元可能で、部分的にセクタ破損があるドライブでも、AIが健全部分を中心に復旧を試みます。
デメリット
一方でデメリットもあります。
有料版しか復元できない
RecoveryFox AIには無料版も用意されています。
しかし、無料版で出来るのはスキャンとプレビューのみ。肝心のデータ復元は有料版でしかできません。
事前に無料版で試し、復元したい場合のみ有料版を購入すればいいというスタイルは良心的ですが、世の中には無料で利用できるデータ復元ソフトもあるので、この点はネックです。
Windows版のみ
対応しているOSはWindowsのみです。
MacやLinuxでは使えません。
スキャン時間が長い
データのスキャンに時間がかかる場合があります。
特にAIスキャンはデータ量によっては数時間かかることもあるとのこと。
筆者は8 GBのUSBメモリで試しましたが、それでもAIスキャンはそこそこ時間がかかったので、大容量の外付けHDDなどをスキャンする際は注意した方がいいでしょう。
まとめ
RecoveryFox AIは、最新のAI技術とユーザービリティを両立させた、次世代データ復旧ソフトの決定版といえる製品です。
有料のソフトですが、無料体験版が用意されているので、その操作性と復旧精度を自身で確認してから購入する事ができます。
データの復旧ソフトに興味がある方はぜひ試してみてください。