イタリアで話されているのは何語なのか?イタリアで英語は使えるのか?
イタリアの言語について紹介します。
イタリアの公用語は英語
公用語はイタリア語です。
エスノローグによる調査ではイタリア国民の内、約5700万名がイタリア語を使用していると報告しています(イタリアの人口は約6000万人)。
イタリア語とは
イタリア語はイタリアを中心におよそ6000万人が使用している言語です。
イタリア語を公用語としている国は以下の三ヶ国です。
- イタリア
- サンマリノ
- スイス(ドイツ語、フランス語、ロマンシュ語と併用)
これら3ヶ国に加え、バチカンでも常用されます(バチカンの公用語はローマ語)。
ちなみに日本語とイタリア語の関係は、一部の単語(ほとんど名詞)を借用する程度に止まっています。(例:インフルエンザ、オペラ、カジノなど)
イタリアで英語は通じるのか?
イタリアでは基本的に英語は通じません!
イタリアは世界的な観光大国で、毎年世界中から多くの観光客が訪れますが、英語は得意ではないようです。
イタリアでは小学校から英語教育がされているため、若い世代には英語を話せる人が多くいます。
しかし、南部に行くほど英語が通じにくく、大都市ナポリでさえ通じないとか。
ですが安心してください。
空港やホテル、レストラン、お土産物屋さんなど、観光客の多い地域(場所)なら、たいてい英語が通じます。
また、ミラノやローマ、フィレンツェなどの大都市では、チケットの券売機や道路標識、看板などがイタリア語と英語を併記しているので安心です。
ただし、タクシーの運転手さんは、英語を話せないことが普通なので注意しましょう。
ちなみに日本語は観光地の一部でしか通じません。基本的に日本語は通じないものと考えたほうがいいでしょう。
まとめ
イタリアの公用語はイタリア語で、英語はほとんど通じません。
旅行で行く程度なら困りませんが、それ以上となると通じないと考えていいでしょう。
イタリア移住やイタリアでのビジネス、観光地以外の場所に旅行いに行く場合は注意しましょう。
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