iPhoneやiPadでNight Shift(ナイトシフト)を使うと、ディスプレイ(画面)を目に優しい暖色系の色に変えることができます。
Night Shiftとは?
iPhoneやiPadに搭載されている「Night Shift(ナイトシフト)」とは、ディスプレイの色を目にやさしい暖色系の色に変更する(色温度を変更する)機能です。
画像:iPhone、iPad、iPod touch で Night Shift を使う – Apple サポート (日本)
Night Shiftを利用する事で、ディスプレイから発せられるブルーライトがカットされ、睡眠の質をあげると言われています。
しかし、Night Shiftを利用しても睡眠の質は向上しないという研究もあるので、過信は厳禁です。
夜間にiPhoneの画面の色調を変える「Night Shift」機能は、睡眠の質の向上をもたらさない、との研究結果
(中略)
睡眠の質に影響を与える要因としては、Night Shiftの利用有無による光の影響だけでなく、画面をスクロール、文字入力、SNSへの投稿といった行動による心理的影響も重要
Night Shiftの使い方
Night Shiftは難しい設定をする事なく、コントロールセンターと「設定」から利用することができます。
コントロールセンターからNight Shiftを有効にする方法
iPhoneのNight Shiftはコントロールセンターからカンタンに有効にする事ができます。
- 画面の下部から上にスワイプ(ホームボタンがない場合はiPhone画面上部右上から下にスワイプ)し、コントロールセンターを表示。
- 画面の明るさを変更する場所を強く押す
- 下の方にある「Night Shift」をタップする
動画で見ると、以下のような手順です。
画像:iPhone、iPad、iPod touch で Night Shift を使う – Apple サポート (日本)
設定からNight Shiftを有効にする方法
コントロールセンターではなく、「設定」からNight Shiftを起動する事もできます。
- ホーム画面から「設定」を開く
- 「画面表示と明るさ」をタップして開く
- 「Night Shift」をタップして開く
- 「手動で明日まで有効にする」をオン(オフ)
設定アプリから開いた場合、Night Shigtを自動でオン・オフになるよう設定したり、色温度を変更することもできます。
この方法だと、明日になったら自動で元の色合いに画面が戻ります。
Night Shiftを自動で有効にする方法
Night Shiftは、手動でオン・オフするだけでなく、指定した時間に自動でオン・オフになるよう設定することができます。
- ホーム画面から「設定」を開く
- 「画面表示と明るさ」を開く
- 「Night Shift」を開く
- 「時間指定」をオン
- 「開始」「終了」の部分をタップ
- 「日の入から日の出まで」*1もしくは「カスタムスケジュール」*2を選択
- 「カスタムスケジュール」を選択した場合は、「オンにする時刻」「オフにする時刻」をそれぞれ設定。
*1「日の入から日の出まで」は住んでいる地域によって時間が変わります。
*2「カスタムスケジュール」を選んだ場合は自分で「オンにする時刻」「オフにする時刻」をそれぞれ設定します。
また、設定する時間を1分差にする事で、(事実上)Night Shiftを常にオンにする事ができます(下記参照)。
Night Shiftを常に有効にする方法
手動でNight Shiftをオンにすると、翌日には通常の色合いに戻ってしまいます。
ですが、時間指定のスケジュールで「オンにする時刻」を「0:01」に、「オフにする時刻」を「0:00」に設定すれば、24時間ずっと(正確には23時間59分)Night Shiftをオンにしておくことができます。
もちろん、時間は「0:01」と「0:00」である必要はありません。1分間ずらして設定すれば何時でも同様の結果を得られます。
参考:iPhoneのNight Shiftを常にオンにする方法
まとめ
Night Shiftを使うことで、ブルーライトをカットし、目の負担を抑えながらiPhoneやiPadを利用する事ができます。
「Night Shift」という名前ですが、日中に使う事もできます。
ブルーライトを減らし、目を労りながらiPhoneやiPadを使いたい方はぜひ活用してみてくださいね!