この記事では、iPhone SE 第4世代(通称「iPhone SE 4」)の価格やサイズ、発売日などの噂をまとめています。
※iPhone SE 4の情報は全て噂です。Apple公式の情報は一切ありません。
iPhone SE 4の噂まとめ
AppleのiPhone SE(第4世代)は、「Portland」というコードネームで開発されており、iPhone 14をベースにした角ばったデザインが採用され、デザインとハードウェアの両面で従来のiPhone SEから大幅な変更が加えられる見込みです。
SE 4のボディはiPhone 14を再利用?
iPhone SE 2やSE 3はiPhone 8のボディをベースにしていましたが、iPhone SE 4はiPhone 14のボディをベースにしたモデルになるとみられています。
後述するアクションボタンとUSB-Cの2点を除けば、iPhone SE 4のボディは、iPhone 14と同じアルミ製のフレームと、ガラス製の背面で構成され、iPhone 15シリーズのようなカーブしたエッジは採用されない可能性が高いとのことです。
関連記事:iPhone SE 4のサイズは?画面は何インチ?
Touch IDは廃止、Face IDを搭載?
iPhone SE 4は全画面のデザインになり、生体認証としてFace IDを採用し、ホームボタンとTouch IDは廃止されるとみられています。
この噂が事実ならば、iPhoneの現役モデルからTouch IDは全て廃止されることになります。
ディスプレイは6.1インチの有機ELを搭載?
iPhone SE 3は液晶ディスプレイを搭載していましたが、iPhone SE 4ではiPhone 13と同じ6.1インチの有機ELディスプレイ(OLED)を搭載すると予想されています。
また、画面上部にはノッチ(切り欠き)が存在すると考えられていますが、iPhone 15シリーズと同様に、Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)が採用されるという噂もあります。
ちなみに、有機ELディスプレイの生産は中国のBOE テクノロジーグループと韓国のLG Displayが受注する予定との事。既にBOEはiPhone 14やiPhone 15に有機ELディスプレイを供給している実績があります。
日本経済新聞によれば、2025年以降に発売するiPhoneは、全て有機ELディスプレイを採用するとのことです。
USB-C搭載?
iPhone SE 4は、iPhone 15シリーズと同様、端子にLightningではなくUSB-Cを採用するとみられています。
これは、Appleが欧州連合(EU)の規制に準拠するためと考えられています。
既にAppleはLightningアクセサリーを次々と販売終了にしており、iPhone SE 4にUSB-Cを搭載することは間違いないと思われます。
関連記事:第4世代のiPhone SEはUSB-Cを搭載する?
アクションボタン
iPhone SE 4には、ミュートスイッチの代わりにアクションボタンを搭載する可能性があります。
一方で、アクションボタンは当面、iPhone15 Proシリーズ専用機能になり、iPhone SE 4には今まで通り消音スイッチが採用されるという説もあります。
有名リーカーのソニー・ディクソン氏が公開したiPhone SE 4用のケース画像には、アクションボタン用の穴が無いことから、SE 4に搭載されるのは今まで通りミュートスイッチの可能性があります。
アクションボタンは、iPhone 15 Proで初めて登場した多目的ボタンで、これまでiPhoneに搭載されていたミュートスイッチの代わりとなっています。ユーザーの好みに応じて、さまざまなアクションを実行するように設定する事ができるのが特徴です。
現在、アクションボタンはiPhone 15 Proシリーズにしか搭載されていませんが、2024年リリース予定のiPhone 16シリーズでは、アクションボタンを全モデルに標準搭載すると予想されています。
カメラはシングル化?
iPhone 14には背面に2つのカメラ(デュアルレンズカメラ)が搭載されています。
ですが、iPhone SE 4はコストを抑えるために、これまでのiPhone SEシリーズと同じくシングルカメラ(一眼カメラ)になるとみられています。
Appleのリーク情報を扱う米国のメディア・MacRumorsによると、Appleの社内文書では、このシングルカメラ化がiPhone 14からの重要な変更点だと強調されているとのことです。
一方で、性能は高く、従来の1200万画素からiPhone 15で採用された4800万画素のメインレンズが搭載される可能性もあります。
カメラは、iPhone 15とiPhone 15 Plusと同じ4,800万画素のメインカメラと1,200万画素の内向きカメラを搭載。超広角カメラと望遠カメラは引き続き採用されないが、4,800万画素のメインカメラを利用した2倍クロップ望遠カメラが利用できるようになり、実質的に”望遠カメラを搭載”することになる。
また、Deep FusionやスマートHDRには対応するものの、ナイトモードは非搭載とのことです。
ストレージ容量
iPhone SE 4のストレージは、128GBと512GBの2種類になるようです。
iPhone SE 3までは、64GB、128GB、256GBの3種類だったので、選択肢は減り、最大容量がアップすることになります。
メモリは4GB
アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、iPhone SE 4のメモリ(RAM)は4GBになるとのことです。
一方、AppleのAIである「Apple Intelligence」に対応するため、メモリは8GBになるという噂も存在しています。
5Gモデム
iPhone SE 4には、Appleが自社開発した5Gモデムチップを搭載すると考えられています。
この独自規格のモデムには、Wi-Fi、Bluetooth、GPS機能も統合される模様です。
5GチップはTSMCの4mmプロセスで製造され、Sub6のみサポートするといいます。
しかし、Appleは5Gモデムの開発に難航しているため、iPhone SE 4には独自設計の5Gモデムを搭載せず、従来通りQualcommのモデムを搭載するという噂もあります。
独自設計のワイヤレスチップであれば、iPhone SE 4の販売価格抑制が期待できるとのことです。
AIに対応!?
iPhone SE 4には、AppleのAIである「Apple Intelligence」が搭載されることは間違いないとBloombergのマーク・ガーマン氏が報じています。
その場合、iPhone SE 4にはApple Intelligenceが実行できる新しいプロセッサが搭載される事になります。このことから、SE 4にはiPhone 16と同じA18が搭載されるかもしれません。
チップは最新のA18?
iPhone SE 4に搭載されるチップは、A16 Bionicと予想されています。
これは、iPhone 14 ProシリーズおよびiPhone 15シリーズ(Proは除く)に搭載されたモデルです。
一方、先述通り、Apple Intelligenceに対応するため、最新のiPhone 16シリーズと同じA18が搭載されるという予想も有力です。
ちなみに、現行機種(iPhone SE 3)に搭載されているのは、A15 Bionicです。
バッテリーはiPhone 14と一緒?
iPhone SE 4のバッテリーはiPhone 14と同じ3279 mAhのものが使用されるという噂です。
MacRumorsによると、リークされたプロトタイプや内部設計書から、iPhone SE 4に使用されているバッテリーのモデルナンバーは「A2863」で、これはiPhone 14で使用されているリチウムイオンバッテリーと同じとのこと。
この事から、iPhone SE 4にはiPhone 14で使用されたバッテリーが流用されるのでは?と考えられています。
また、iPhone SE 4はMagSafeワイヤレス充電に対応するという噂もあります。
価格は?
iPhone SE 4の価格は、複数の報道から、429ドル~500ドル(約62,800円~約73,000円)の間になると考えられます。
しかし、アメリカ以外では販売価格が約15%高く設定されるというリーク情報もあるため、日本ではさらに高い価格になる可能性もあります。
関連記事:iPhone SE 第4世代の価格は?予想と噂を紹介
発売日は2024年~2025年?
iPhone SE 4はいつ発売されるのか?
複数の情報源が「2025年上半期」との見方で、概ね一致しています。
関連記事:iPhone SE 4はいつ出る?発売日の噂を紹介!
まとめ
USB-C搭載で安価なiPhoneが登場したらかなり人気が出るのではないでしょうか?
筆者はめちゃくちゃ楽しみです。今使っているのはiPhone SE 2なので、SE 4が出たら買い換えたいですね。
噂から考えると、登場はあと半年ほどでしょうか…?今から楽しみです(`・∀・´)