iPhoneやiPadなどiOSデバイスをコンピューターに接続すると、警告(ポップアップ)が表示され、コンピューターを信頼するかどうか尋ねられます。
これは一度「信頼する」を選んでしまうと、iPhoneやiPad上のすべてのデータにそのコンピューターからアクセスできるようになってしまいます。
間違って信頼できないコンピューター(図書館や会社のコンピューターなど)で「信頼する」を選んでしまった場合の対処法を紹介します。
信頼したコンピュータの設定を変更する方法
一度信頼したコンピュータの設定を変更する方法はいくつかあります。
位置情報とプライバシーをリセット
オーソドックスなのはiOS(iPhone、iPad、iPod touch)でプライバシー設定を変更する方法です。
公式で推奨されているのはこの方法です。
iOSデバイスのホーム画面から「設定」→「一般」→「リセット」と進み、「位置情報とプライバシーをリセット」を選択してください。
これで、以前信頼していたコンピュータに接続したときに、そのコンピュータを信頼するかどうかを確認する警告(ポップアップ)が再び表示されるようになります。
ネットワーク設定をリセットする
「位置情報とプライバシーをリセット」ではなく、「ネットワーク設定をリセット」でもコンピューターへの信頼を取り消すことができます。
方法はiOSデバイスのホーム画面から「設定」→「一般」→「リセット」と進み、「ネットワーク設定をリセット」を選択すればOKです。
ただし、この方法だとリセットに伴い、電話に保存されているすべてのWi-Fiパスワードも削除されてしまうので、その点には注意しましょう。
工場出荷時時に戻す
最後の方法は、iOSデバイスを工場出荷時の状態に戻す豊富です。
これまでの方法と同様、ホーム画面から「設定」→「一般」→「リセット」と進み、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択すればOKです。
この方法を使うと、iOSデバイスのデータがすべて削除されるので、iOSデバイスを1から設定し直す場合や、他人に譲渡したりする場合を除き、オススメしません。
まとめ
Appleが推奨する位置情報とプライバシーをリセットする方法が一番手軽でオススメです。