Windows 11およびWindows 10で「デバイスの暗号化」を有効化し、パソコンのデータを丸ごと暗号化する方法を紹介します。
Windowsでパソコンのデータを丸ごと暗号化する方法
「デバイスの暗号化」を有効化するには、「スタート」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」(Winodws 10の場合は「更新とセキュリティ」)→「デバイスの暗号化」の順に選択します。
「デバイスの暗号化」を開いたら、「デバイスの暗号化」のスイッチをクリックし、オンにします。
暗号化には時間がかかる場合があります。その場合は気長に待ちましょう。
デバイスの暗号化がない場合
「プライバシーとセキュリティ」を開いても「デバイス暗号化」が表示されない場合、以下の原因が考えられます。
- 使用しているパソコンがデバイス暗号化に対応していない
- 管理者アカウントでWindowsにサインインしていない
1. パソコンがデバイスの暗号化に対応していない
パソコンによっては、「デバイスの暗号化」に対応していない場合もあります。
その場合には、以下のページに記載されている方法で、「デバイスの暗号化」を有効にすることができます。
参考:OEM 向け Windows 11 での BitLocker ドライブ暗号化 | Microsoft Learn
正直、面倒な上に複雑なので、初心者さんにはオススメしません。
筆者は購入したHPのVictus 15Lが「デバイスの暗号化」に対応していないパソコンだったので、自らパソコンの設定を変更して「デバイスの暗号化」を有効にしましたが、専門用語ばかりで手間取りました…(´・ω・`)
2. 管理者アカウントでサインインしていない
「デバイスの暗号化」を有効化するには、Windowsに管理者アカウントでサインインしている必要があります。
Windowsの初期設定時に作成したユーザーアカウントは、管理者権限を持つアカウント(管理者アカウント)になります。
自身のアカウントの種類は、「設定」の中にある「アカウント」の項目で確認できます。
まとめ
パソコンを紛失・盗難された場合に備え、データの暗号化は絶対にやっておいた方が良いです。
もちろん筆者も暗号化しています。