プライバシー重視のシンプルな検索エンジンである「DuckDuckGo」は、匿名で使える生成AIチャットボットを提供しています。
それが「Duck.ai」です。
これは独自のAIではなく、他社の生成AIチャットモデルを匿名で利用できる機能です。
Duck.ai
Duck.aiはサードパーティ製のAIチャットとプライベートな会話を行うことができる機能です。
DuckDuckGoの検索エンジンや専用ページ(Duck.ai)、専用ブラウザから利用する事ができます。
| 名前 | Duck.ai |
| URL | duck.ai |
| 開始日 | 2025年3月6日(正式版) |
| 登録 | 不要 |
| 提供 | DuckDuckGo |
Duck.aiはかつて、「DuckDuckGo AI Chat」という名前で、URLも「DuckDuckGo.com/chat」で提供されていました。現在は「Duck.ai」という名前に変更されており、ウェブサイトのURLも名前の通り「duck.ai」となっています。
プライバシー重視
Duck.aiは、検索エンジンのDuckDuckGoと同様、プライバシー重視のサービスです。
Duck.aiとの会話は全てデバイスのローカルに保存されます。DuckDuckGoのサーバーには保存されません。
チャットの内容はDuckDuckGoによって匿名化されます。もちろん、AI学習(AIモデルのトレーニング)に使用される事もありません。
さらに、DuckDuckGoは保存されたチャットが30日以内に完全に削除される事を保証する契約を全てのAIプロバイダーと結んでいます。
こうした取り組みにより、プライバシーを保護したまま、各種AIを使う事が出来るという事です。
使用できるAI
Duck.aiで使用できるチャットモデルには以下の6種類です(2026年3月現在)。
- GPT-5 mini
- GPT-4o mini
- GPT-OSS 120B
- Llama 4 Scout
- Claude Haiku 3.5
- Mistral Small 3
これらから任意のモデルを選んでチャットができます。1日の利用制限はありますが、全て無料で利用できます。
さらに、DuckDuckGoの有料プランに加入すると、より高度なAIモデルを利用する事が可能になります(ただし、有料プランは日本では提供されていません)。
Plusプラン
月額9.99ドルのPlusプランでは、無料プランで利用できるモデルに加えて、以下の4種類のチャットを利用できます。
- GPT-5.2
- GPT-4o
- Claude 4.5 Sonnet
- Llama Maverick
さらに上位のProプラン(月額19.99ドル)では、Plusプランで利用できるモデルに加えて、Claude 4.6 Opusが利用できるようになる他、利用制限も2倍に緩和されます。
画像生成も可能!
Duck.aiはチャットだけでなく、画像生成も可能です。
以下は、「DuckDuckGoのロゴに描かれているアヒルが空を飛んでいる様子」という指示で生成して貰った画像です。

プロンプト(欲しい画像の要望)をチャットで入力するだけでなく、自身がアップロードした画像を編集してもらう事も出来ます。
なお、アップロードされた画像は Duck.ai のサーバーではなく、デバイスのローカルに保存され、Duck.ai のAIモデルを提供するOpenAIにプロンプトを送信する前に、IP アドレスなどの識別可能なメタデータはすべて削除される仕様となっています。
まとめ
Duck.aiはプライバシーを保ちながらAIチャットを使いたい方にピッタリの機能です。
また、複数のモデルを会員登録不要で利用できるのも魅力です。
既に各種AIチャットを利用している方も、プライベートな悩みを相談したい際は、匿名性が保たれたDuck.aiを活用すると良いでしょう。もちろん筆者も利用しています。
公式サイト:Duck.ai
