全身を強化する運動「ベアクロール」とは?やり方や効果を解説!

全身の筋肉を強化できる運動「ベアクロール」のやり方や効果について解説します。

ベアクロールとは?

ベアクロールとは、その名前の通り、のそのそと歩く熊のように動くトレーニングです。

体幹、脚、腕など、全身を鍛えることが出来ます。

特別な道具や器具は必要ありません。自宅でも出来ます。

ベアクロールのやり方

ベアクロールの動きは以下の動画が参考になります。

  1. 四つん這いになります。腰から肩が一直線になるよう姿勢に気を付けましょう。
  2. 両手は肩の真下に置き、背中は力を入れ、体幹に力を入れます。
  3. 足を腰幅に開き、かかとを床から離します。
  4. 両膝を地面から離し、2~5cmほど浮かします。
  5. お尻を上げないように気を付けながら、ゆっくりと這うように前に進みます。
  6. まずは5歩~7歩を目標に行いましょう。
  7. 慣れてきたら、4歩前進し、4歩後退するなど、負荷を上げていきましょう。

ベアクロールを行う際の注意点

  • お尻や腰が上がらないように注意しましょう。
  • 速さよりもフォームに気をつけましょう。
  • 低く垂れ下がったネットやバーの下を這うかのように、身体を低く保ちましょう。

レベルに合わせたバリエーション

初心者の方は、前身・後進は行わず、両膝を交互に浮かせながら姿勢をキープする所から始めましょう。

姿勢が崩れていないかチェックしたい場合は、背中に軽くて落ちても良い物(バックやティッシュの箱など)を乗せてみましょう。背中に乗せた物を落とさず動けたら、姿勢がキープできている証しです。

中級者の方は、前に進むだけでなく、後ろや横にも進んでみましょう。

数歩進むごとに腕立て伏せを加えたり、屋外のデコボコした地面で行うと、さらに難易度を上げることが出来ます。

単にベアクロールを行うだけでなく、トレーニングメニューやルーティンに取り込み、他の運動と合わせて行うのも良いでしょう

ベアクロールの効果

ベアクロールを行うと、身体のほぼすべての筋肉が使われます。

肋骨と骨盤の位置が矯正され、呼吸が上手くできるようになることが期待できます

肩が安定し、手と手首と体幹が強化されます。

定期的に行う事で、全身の筋力と持久力を高め、疲れにくい身体を作ります。

特に肩の安定性向上と体幹部の強化にオススメです。

まとめ

ベアクロールなら、ジムに行く必要はありませんし、器具を用意する必要もありません。

初心者でも自宅で出来ますし、回数を増やしたり、左右に動いたりと工夫する事で上級者向けの負荷の高いトレーニングにする事も可能です。

やること自体は手軽ですが、動きの難易度自体は高いので、いっぱい練習しましょう!

身体を鍛えたい方はぜひ試してみてください!

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参考