iPhoneでiCloudの「高度なデータ保護」を有効にする方法を解説します。
なお、iPadでもほぼ同じ方法で有効化できます。
Macで有効化したい方はこちら。
準備
iCloudの高度なデータ保護を利用するためには、以下の準備が必要です。
- iPhoneにパスコードを設定する
- iPhoneのiOSを最新バージョンにアップデートする
- Apple IDの2ファクタ認証を有効にする
- アカウント復旧用連絡先または復旧キーを設定する(高度なデータ保護を有効にする過程で設定することもできます)
準備が整ったら、設定から高度なデータ保護を有効化しましょう。
高度なデータ保護を有効にする手順
高度なデータ保護は有効にするには、以下の手順でiPhone・iPadを操作します。
- 「設定」を開く
- 「Apple Account(自分の名前)」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「高度なデータ保護」をタップ
- 「高度なデータ保護をオンにする」をタップ
- 画面の案内に従って、復旧方法などを確認し、高度なデータ保護を有効にする
復旧用連絡先の登録や復旧キーの作成は少々面倒ですが、自身のデータを守るうえで非常に重要なステップなので、しっかりと確認しながら設定しましょう。
まとめ
iCloudで「高度なデータ保護」を有効にすれば、iCloudに保存・同期しているほとんどのデータがエンドツーエンドで暗号化されます。
一度設定するとアカウント全体で有効になるので、iPhoneから設定した場合も、iPadやMacなど、ほか全てのデバイスで高度なデータ保護が有効になります。
iCloudにプライベートな写真やメモを保存している方や仕事の重要なデータをiCloudで管理している方は、高度なデータ保護を設定し、iCloudのセキュリティを強化する事をオススメします。