英語の文章などに出てくる後ろに「s」「min」「h」がついた数字はどういう意味なのか解説します。
英語での時間の表し方
英語のウェブサイトやアプリなどで使われている「60 s」や「60 min」「1 h」といった表記は何なのでしょうか?
これは、英語で時間の単位を表す表記です。
| 表記 | 意味 | 日本語 |
|---|---|---|
| 1 s | second | 1秒 |
| 1 min | minute | 1分 |
| 1 h | hour | 1時間 |
例えば「5 min」は5分、「30 s」は30秒、「2 h」は2時間という意味です。
それぞれ詳しく解説します。
s:秒
sは時間の単位「秒=second」の略です。
1 sは1秒、2 sは2秒を表します。60 sなら60秒=1分です。
日本語の場合は「秒」と一文字で済みますが、英語の場合は「second」で6文字必要になるため、略す意味があるわけですね。
「sec」と略されることもありますが、単位として表記する際は「s」と略すのが基本です。
ちなみに、秒の「second」は「2番目」を表す「second」と同じ単語です。これは、「第2の分」という意味が元になっています。
分(minute)は「小さく分けた部分」、秒(second)は第2の分(second minute)のことで「第2の小さく分けた部分」というラテン語が語源になっています。
min:分
数字の後ろにある「min」は「minute」の略です。「minute」は英語で「分」を表します。
5 minは5分、10 minは10分という意味です。
読みは「ミニット」です。2以上の数字では複数形のminutes(ミニッツ)を使います。
1分であれば単数形の「a minute」ですが、2分以上の場合は「two minutes」のように複数形(最後にsが付く)を使います。
通常は「min」ですが、「m(メートル)」と誤解の恐れがない場合は「m」と略されることもあります。
ちなみに、「minute」には「わずかな時間、寸刻」という意味もあります。また、「極めて小さい」などの意味もあり、それが転じて「時間の小さな単位」という意味になりました。
ラテン語のminutus(極めて小さなもの)から、時間の“小さな”単位という意味で「分」となった。
h:時間
数字の後ろにある「h」は「hour」の略です。「hour」は英語で「時間」を表します。
1 hは1時間です。
また、複数形の場合は最後に「s」を付けて「hours」になります。読みは「アワーズ」です。
ちなみに、似た意味の単語である「time」は時刻や時間全体の概念を表す場合に使われます。
- What time is it?(何時ですか?)
- I don’t have time.(時間がありません)
一方、「hour」は時間の長さを数える単位です。
そのため、「24時間」を表す場合は「24 hours」となります。「24 times」とは言いません。
全て小文字でピリオドがつかない理由
英語は一般的に、最初の単語の1文字目は大文字にするのが基本です。
また、省略の記号としてピリオドを使うこともあります。
- Brothers = Bros.
- Number = No.
しかし、s、min、hは単位を表す記号(単位記号)として扱われるため、通常は小文字で書き、ピリオドも付けません。
例えば、分の「min」はminuteの略語「min.」ではなく、分を表す「min」という記号として使われているため、大文字にしたりピリオドを使う必要がないということです。
なお、単位記号は数字との間にスペースを入れて表記するのが国際的なルールです。例えば「1s」ではなく「1 s」、「10min」ではなく「10 min」と書きます。
ただし、ウェブサイトやアプリの表示では、読みやすさやデザイン上の理由から「1s」「10min」「1h」のようにスペースを省略することも一般的です。
まとめ
秒・分・時間を表す「s」「min」「h」は、英語のウェブサイトやアプリ、説明書などでよく使われています。
覚えておくと、英語のウェブサイトやアプリ等を利用する際に役立ちます。