X(Twitter)は、様々な特典が利用できる有料サービス「X Premium」を提供していました。
このサブスクリプション(サブスク)は、2026年10月12日にリニューアルされ、新しいサービス「The X Subscription」となりました。
この記事では、X Subscriptionの料金やメリット、X Premiumとの違いを解説します。
X Subscriptionとは?
SNSのXを運営しているSpaceXSI(旧称・SpaceXAI)は、以下のようなサービスを提供しています。
- SNS「X」
- 生成AI「Grok」
- AIコーディングエージェント「Cursor」
これらのサービスは、X PremiumやSuperGrokなど、それぞれ独立したサブスクを提供していました。
しかし、10月12日に全てのサブスクを統合した単一のサービスである「The X Subscription」へと生まれ変わりました。
今後は、X Subscriptionに課金することで、これらサービスの有料プランを利用することができます。
X Premiumとの違い
従来のX Premiumは、投稿の編集、青い認証バッジ、広告の削減など、主にXの機能を強化するサービスでした。
X Subscriptionでは、X Premiumの特典に加えて、GrokやCursorも対象に含まれます。
X Premiumの特典は、全てX Subscriptionに引き継がれています。
X Subscriptionの料金
X Subscriptionのプランは以下の4種類です(2026年10月16日時点)。
| プラン名 | 料金(月額) | 料金(年間) |
|---|---|---|
| Plus | 1,280円 | 12,800円 |
| Premium | 5,280円 | 52,800円 |
| Super | 17,800円 | 178,000円 |
| Ultra | 34,800円 | 348,000円 |
1年分まとめて契約すると、2カ月分お得です。
なお、これらはウェブサイト(x.com)から登録した場合の料金です。スマートフォンのアプリから登録した場合は、プラットフォーム手数料(AppleやGoogleへの手数料)が上乗せされ、より高い金額になっている場合があります。
なので、X Subscriptionに登録する際は、ウェブサイトとアプリそれぞれの料金を確認してから、安い方で登録するのがオススメです。
ちなみに、従来のX Premiumには、使える特典が少ない代わりに安価なベーシックプラン(月額368円)が用意されていましたが、リニューアル後のX Subscriptionにはベーシックに相当するプランは存在しません。
法人向けプラン
X Subscriptionには、他者と共同作業を行う専門家向けの「Teams」プランと、請求書発行、共有利用、高度なセキュリティ等に対応できる大規模組織向けの「Enterprise(企業)」プランも用意されています。
TeamsはAIの使用量に応じた3つのプラン(Premium, Super, Ultra)が存在します。Enterpriseは決まった価格は無く、営業に問い合わせて利用を開始する仕組みです。
旧プランは終了。利用者は順次移行
X PremiumやSuperGrokなど、従来のサブスクは、X Subscriptionの開始と共に終了しました。
既存ユーザーは、現在のプランを継続するか、X Subscriptionに切り替えて、Grok、Cursor、Xのアカウントをリンクすることができます。
切り替えた場合、旧プランの未使用分は日割りで返金されるとのこと。
なお、将来的には、全てのユーザーがX Subscriptionへ移行される予定です(ただし、実施時期は未定です)。
X Subscriptionのメリット
X Subscriptionにはさまざまな特典機能が用意されています。
プランによって得られる特典に違いがあります。以下は特典の一例です(機能は追加 or 削除される事があります)。
X
Xで使える特典は、従来のX Premiumと同じです。
投稿の編集、長文投稿、返信の優先表示、広告の削減、青い認証バッジなどが利用できます。
| 特典 | Plus | Premium, Super, Ultra |
|---|---|---|
| ポストを編集 | ✓ | ✓ |
| 長文ポスト(最大25,000文字) | ✓ | ✓ |
| 太字と斜体の利用 | ✓ | ✓ |
| 投稿を取り消す | ✓ | ✓ |
| 話題の記事 | ✓ | ✓ |
| リーダー | ✓ | ✓ |
| バックグラウンド動画再生 | ✓ | ✓ |
| 動画のダウンロード | ✓ | ✓ |
| アドバンスドアナリティクス | ✓ | ✓ |
| 「ハイライト」タブの利用 | ✓ | ✓ |
| ブックマークフォルダ | ✓ | ✓ |
| アプリアイコンのカスタム | ✓ | ✓ |
| チェックマーク | ✓ | ✓ |
| サブスクリプション | ✓ | ✓ |
| Radar | – | ✓ |
| タイムラインの広告表示 | 減少 | ほとんどの場所で広告なし |
| 優先ハンドル | – | ✓ |
| 返信のブースト | 大 | 最大 |
ちなみに、過去の特典には「いいね」欄の非公開がありましたが、現在は全ユーザーの「いいね」が無条件に非公開となっています。
Grok
文章や画像の生成をしてくれるAIチャットのGrokはかつて有料プランの「SuperGrok」を提供していましたが、こちらもX Subscriptionに統合されました。
課金することで、得られる特典には以下のようなものがあります。
| プラン | Plus | Premium | Super | Ultra |
|---|---|---|---|---|
| 応答と生成 | – | より高速なチャット応答 | より高速な応答と生成 | 最速の応答と生成 |
| 画像生成 | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| 動画生成 | – | ✓ | ✓ | ✓ |
| 1080p動画を作成 | – | – | ✓ | ✓ |
| Grok APIへのアクセス | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| Grok Build | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| Grok Bot | – | ✓ | ✓ | ✓ |
| AIモデル | – | 最新のモデル | 最新のモデル | 最も強力なチャットモデル |
AIの利用上限が、PremiumがPlusの4倍、SuperがPlusの15倍、UltraがPlusの50倍となっています。
Cursor
Cursorはコーディングエージェントです。Grokやプログラミングに特化したAI「Composer」を利用して、ソフトウェアやアプリを構築できます。
| プラン | Plus | Premium | Super | Ultra |
|---|---|---|---|---|
| エージェント | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
| クラウドエージェントと自動化 | – | ✓ | ✓ | ✓ |
| Origin(クラウドホスティング) | – | ✓ | ✓ | ✓ |
| Bugbot(AIコードレビュー) | – | ✓ | ✓ | ✓ |
| 定価で利用できるサードパーティーモデル | – | ✓ | ✓ | ✓ |
| ピークタイムの優先アクセス | – | – | ✓ | ✓ |
なお、AIの利用枠はGrokとCursorでの使用をまとめて管理する仕組みになっています。
まとめ
X Subscriptioniumに課金することで、様々な特典や機能が利用できるようになります。
筆者が利用した中で個人的に便利だと思ったのは、Xの「ポストを編集」です。
投稿済みのポストに誤字脱字が含まれていても、後から編集して直すことができるので便利です。