X Premium(Xプレミアム)とは、Xのサブスクリプションサービス(いわゆるサブスク)です。
登録すると様々な特典機能を利用できます。
公式サイト:Xプレミアムについて
ちなみに、X Premiumは個人向けのサービスです。企業など組織には「認証済み組織」という別のサブスクが用意されています。
X Premiumの料金
X Premiumには、3つのプランが用意されています。
それぞれの料金は以下の通りです。
期間 | ベーシック | プレミアム | プレミアムプラス |
---|---|---|---|
月額 | 368円 | 980円 | 6,080円 |
年額 | 3,916円 | 10,280円 | 60,040円 |
1年分まとめて契約すると、少しお得です。
なお、これらはウェブサイト(x.com)から登録した場合の料金です。
スマートフォンのアプリから登録した場合は、プラットフォーム手数料(AppleやGoogleへの手数料)が上乗せされるので、約30%ほど高額になります。
ですので、X Premiumに登録する際は、料金が安いウェブサイトから登録するのがオススメです。
X Premiumのメリット
X Premiumにはさまざまな特典機能が用意されています。
プランによって得られる特典に違いがあります。以下は特典の一例です。
特典 | ベーシック | プレミアム | プレミアムプラス |
---|---|---|---|
ポストを編集 | ✓ | ✓ | ✓ |
長いポスト(最大25,000文字) | ✓ | ✓ | ✓ |
太字と斜体の利用 | ✓ | ✓ | ✓ |
投稿を取り消す | ✓ | ✓ | ✓ |
話題の記事 | ✓ | ✓ | ✓ |
リーダー | ✓ | ✓ | ✓ |
バックグラウンド動画再生 | ✓ | ✓ | ✓ |
動画のダウンロード | ✓ | ✓ | ✓ |
返信のブースト | 最小 | 大 | 最大 |
タイムラインの広告表示 | そのまま | 半分 | なし |
SMSを用いた2要素認証 | ✓ | ✓ | ✓ |
配色のカスタム | ✓ | ✓ | ✓ |
チェックマークを非表示にする | – | ✓ | ✓ |
サブスクリプションを非表示にする | ✓ | ✓ | ✓ |
Radar | – | – | ✓ |
優先サポート | – | – | ✓ |
ちなみに、過去の特典には「いいね」欄の非公開がありましたが、現在は全ユーザーの「いいね」が無条件に非公開となっています。
Grok | ベーシック | プレミアム | プレミアムプラス |
---|---|---|---|
利用制限引き上げ | – | 高い | 最高 |
DeepSearch & Think | – | – | ✓ |
新機能への早期アクセス | – | – | ✓ |
X独自のチャットAI・Grokは、当初はプレミアムプラスのユーザーにのみ提供されていましたが、現在では課金していないユーザー含め、すべてのユーザーに提供されています。
クリエイターハブ | ベーシック | プレミアム | プレミアムプラス |
---|---|---|---|
記事を作成 | – | – | ✓ |
ポストから収益を獲得 | – | ✓ | ✓ |
クリエイターサブスクリプション | – | ✓ | ✓ |
X Pro | – | ✓ | ✓ |
Media Studio | – | ✓ | ✓ |
アナリティクス | – | ✓ | ✓ |
長い動画の投稿(1080pで2時間、720pで3時間) | ✓ | ✓ | ✓ |
アナリティクスはかつて無料で提供されていましたが、現在はX Premiumに課金しているユーザーにのみ提供されています。また、過去のものより細かい情報が確認できるアドバンストアナリティクスになっています。
認証とセキュリティ | ベーシック | プレミアム | プレミアムプラス |
---|---|---|---|
チェックマーク | – | ✓ | ✓ |
身分証明書の確認 | – | ✓ | ✓ |
DMの暗号化 | ✓ | ✓ | ✓ |
認証バッジ(青いチェックマーク)の付与には審査があります。ですが、特にユーザー側で行うべき手続き等はありません。ちなみに、筆者はX Premiumに加入してから、わずか2日で付与されました。
カスタマイズ | ベーシック | プレミアム | プレミアムプラス |
---|---|---|---|
「ハイライト」タブの利用 | ✓ | ✓ | ✓ |
ブックマークフォルダ | ✓ | ✓ | ✓ |
アプリアイコンのカスタム | ✓ | ✓ | ✓ |
ナビゲーションをカスタマイズ | ✓ | ✓ | ✓ |
まとめ
X Premiumに課金する事で様々な機能を利用できるようになります。
筆者が利用した中で個人的に便利だと思ったのは「ポストを編集」です。
投稿済みのポストに誤字脱字が含まれていても、後から編集して直すことが出来るので便利です。