X(Twitter)で提供されている対話型チャットAI「Grok(グロック)」は、誰でも無料で利用する事ができます。
ただし、無料版には生成できる画像の枚数等に制限があります。
Grokは誰でも無料で利用できる
以前のGrokは、Xの有料サービスである「X Premium」に課金しているユーザーしか利用する事が出来ませんでした。
しかし、現在は誰でも無料で利用する事が可能です。
無料版には制限がある?
Grokは無料で利用できますが、無制限という訳ではありません。
無料版には以下のような制限があります。
- アカウント作成から7日以上経過していること
- 電話番号が設定されていること
- 送信出来るメッセージは2時間ごとに最大10件まで
- 画像の生成は1日に4回まで
- 画像の分析は1日に3枚まで
ただし、これらは実際にユーザーが確認して明らかになった情報で、詳細な制限については公表されていないので注意しましょう。もしかしたら状況によって制限が変わる可能性もあります。
X Premiumのユーザーは制限が緩和!
X Premiumの上位プランであるプレミアム(Premium)およびプレミアムプラス(Premium+)を利用しているユーザーは、Grokの利用制限が緩和され(Forbesによると、1日あたり最大50件の質問が出来るとのこと)、新しい機能を優先的に利用できます。
Grokを開発しているxAIの発表や各種報道を見るに、下位プランであるベーシックでは、利用制限は無料版と変わらないようです。
ちなみに、X Premiumの料金は以下の通りです。
期間 | ベーシック | プレミアム | プレミアムプラス |
---|---|---|---|
月額 | 368円 | 980円 | 2,590円 |
年額 | 3,916円 | 10,280円 | 27,300円 |
1年分まとめて契約すると、少しお得です。
なお、これらはウェブサイト(x.com)から登録した場合の料金です。iPhoneやAndroidのアプリから登録した場合は、プラットフォーム手数料が上乗せされ、以下のような価格になります。
期間 | ベーシック | プレミアム | プレミアムプラス |
---|---|---|---|
月額 | 600円 | 1,380円 | 3,900円 |
年額 | 6,000円 | 14,300円 | 39,000円 |
余談ですが、プレミアムプラスの料金は2024年12月21日に改訂されており、値上げされています。
まとめ
Grokは課金しなくても無料で利用できます。
様々な事が出来るので、興味のある方はぜひ試してみるといいでしょう。