※この記事にあらすじや重大なネタバレはありません。ご安心ください。
スター・ウォーズの3DCGアニメシリーズ「クローン・ウォーズ」は公開順(シーズン・話数順)と時系列順(作中の時間経過)がほとんど一致していますが、一部で時系列が前後したり、大きく流れから外れたエピソードがあります。
そこで、この記事では、スター・ウォーズ公式の情報をもとに、「クローン・ウォーズ」を見る順番や各話の時系列について解説します。
クローン・ウォーズを見る順番
「クローン・ウォーズ」を見る際は、公開順と時系列順のどちらが良いのか?
結論から言うと、どちらから見ても大きな問題はありません。映画本編のように見る順番によって感動や発見(ネタバレ)が変わるということは特にないです。
「公開順と時系列順が若干異なる」と事前に知っておけば、多少時系列が前後しても混乱することはないでしょう。
「クローン・ウォーズ」は、基本的にはアソーカ・タノとアナキン・スカイウォーカーの2人を中心にした作品です。メインの登場人物やクローン戦争という大きな軸は全シーズンを通じて一貫しています。
しかし、全編を通して1つのストーリーを作っている訳では無く、シーズンごとに複数のストーリーアーク(1話~4話でひとつの物語が完結する形式)で構成されているので、公開順でも時系列順でも視聴体験が大きく変わるということはありません。
そもそも、時系列が大きく異なるのはシーズン3までで、シーズン4からは公開順と時系列がほとんど一緒なので、どちらの順番で見ても大きく変わりません。
見るのが楽なのは「公開順」
公開順でも時系列でも大きな支障はありませんが、強いて言うなら「公開順」が良いと思います。
理由は、時系列を追うより、話数に則って見る方が楽だからです。
(この記事のような)解説を見ながら「まずはシーズン2の○○を見て、次はシーズン1の△△を見て…」と視聴するのは面倒ですよね。
配信サイト(Disney+)ならメニューを何度も行き来しなければなりませんし、DVDやBlu-rayの場合は頻繫にディスクの入れ替えをしなければなりません。
時系列を調べている間に、ネタバレに触れてしまうリスクもあります。
なので、「クローン・ウォーズ」を見る際は、難しいことは考えず、シーズン1 第1話から順番に見るのがオススメです。
クローン・ウォーズはいつの話?
「クローン・ウォーズ」はスター・ウォーズ全体で見るといつの話なのか?これは、本編映画「エピソード2/クローンの攻撃」と「エピソード3/シスの復讐」の間にあたります。
映画ではほとんど描かれていない2作の間に起きていたクローン戦争(銀河共和国と分離主義勢力の戦争)を描いている作品です。
劇中の暦でエピソード2と同じ年である22 BBY(エピソード4から22年前)から始まり、エピソード3と同じ年である19 BBY(エピソード4から19年前)まで描かれています(参考:「ABY-BBY」とは?)。
特にファイナル・シーズン(シーズン7)はエピソード3で起こった出来事の裏側も描かれており、時系列が一部被っています。
クローン・ウォーズの時系列
ここからは各話を物語の時系列順に並べて解説します。
なお、各話の表は作品の構成に沿ってシーズン単位で区切っていますが、全体としては時系列順に並べているため、一部のエピソードが本来のシーズンと異なる位置に掲載されています。
各シーズンの表は収録エピソードではなく、時系列順の並びであることをご了承ください。
※時系列はスター・ウォーズの公式サイト「Star Wars: The Clone Wars Chronological Episode Order | StarWars.com」で公開されている情報を基にしています。
時系列上の最初期エピソード
クローン・ウォーズでは時系列において最初期のエピソードが、複数のシーズンに散らばっています。
以下は時系列ではシーズン1 第1話「待ち伏せ」より前のエピソードです。
| 時系列 | 話数 | タイトル |
|---|---|---|
| 1 | シーズン2 第16話 | 封鎖線を突破せよ |
| 2 | シーズン1 第16話 | 内なる敵 |
| 映画 | スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ | |
| 3 | シーズン3 第1話 | トルーパーへの道 |
| 4 | シーズン3 第3話 | 補給線をつなげ |
テレビアニメシリーズに先行して2008年に公開されたアニメ映画「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」はシーズン1 第16話「内なる敵」から繋がっています。
シーズン1
シーズン1は、第16話「内なる敵」と第22話「人質」以外は公開順と時系列が一致しています。他シーズンの話が途中に挟まることもありません。
なお、第8話「型破りなジェダイ」までが22 BBYで、第9話「闇のマント」から21 BBYとなります。
| 時系列 | 話数 | タイトル |
|---|---|---|
| 5 | 1 | 待ち伏せ |
| 6 | 2 | マレボランス襲来 |
| 7 | 3 | マレボランスの影 |
| 8 | 4 | 撃破!マレボランス |
| 9 | 5 | ルーキーたち |
| 10 | 6 | 消えたドロイド |
| 11 | 7 | ドロイドの決闘 |
| 12 | 8 | 型破りなジェダイ |
| 13 | 9 | 闇のマント |
| 14 | 10 | グリーヴァスのアジト |
| 15 | 11 | 囚人ドゥークー |
| 16 | 12 | グンガンの将軍 |
| 17 | 13 | ジェダイの遭難 |
| 18 | 14 | 平和の守護者 |
| 19 | 15 | 侵入者 |
| 20 | 17 | ブルー・シャドー・ウイルス |
| 21 | 18 | 千の月の謎 |
| 22 | 19 | ライロスの嵐 |
| 23 | 20 | ライロスの罪なき人々 |
| 24 | 21 | ライロスの解放 |
シーズン2
シーズン2は、第17話~第19話が前半に来る以外は、公開順(話数順)と時系列が一致しています。
ただし、先述通り第16話「封鎖線を突破せよ」は時系列において最初のエピソードであり、シーズン1第1話より前に位置します(そのため、下記表には載っていません)。
| 時系列 | 話数 | タイトル |
|---|---|---|
| 25 | 1 | ホロクロン強奪 |
| 26 | 2 | 破滅の積荷 |
| 27 | 3 | フォースの子供たち |
| 28 | 17 | 7人の傭兵 |
| 29 | 18 | いにしえの巨獣 |
| 30 | 19 | コルサント炎上 |
| 31 | 4 | 元老院のスパイ |
| 32 | 5 | 砲火を抜けて |
| 33 | 6 | 強襲 ドロイド工場 |
| 34 | 7 | 恐怖の遺産 |
| 35 | 8 | ブレイン・インベーダー |
| 36 | 9 | 囚われたジェダイ |
| 37 | 10 | 逃亡者 |
| 38 | 11 | 奪われたライトセーバー |
| 39 | 12 | デス・ウォッチの陰謀 |
| 40 | 13 | 誘惑の航海 |
| 41 | 14 | 狙われた女公爵 |
| 42 | 20 | デス・トラップ |
| 43 | 21 | 絆 |
| 44 | 22 | 危険な追跡 |
シーズン3
シーズン3は順番が前後している上に、他シーズンのエピソード(シーズン1 第22話とシーズン2 第15話)と繋がっている回、シーズン1第1話より時系列が前の回(第1話と第3話)があります。
時系列順に見ようとするとかなりややこしいシーズンです。しかし、後半(第12話以降)は公開順と時系列が一致しています。
なお、第11話「平和を求めて」までが21 BBYで、第12話「ダソミアの魔女」から20 BBYとなります。
| 時系列 | 話数 | タイトル |
|---|---|---|
| 45 | 5 | 星を蝕むもの |
| 46 | 6 | 王立アカデミー |
| 47 | 7 | 悪夢の暗殺者 |
| 48 | 2 | 誇り高き兵士たち |
| 49 | 4 | 惑星封鎖を解き放て |
| 50 | 8 | 邪悪なる計画 |
| 51 | シーズン1 第22話 | 人質 |
| 52 | 9 | ズィロを追え! |
| 53 | 10 | 分離主義者の友 |
| 54 | 11 | 平和を求めて |
| 55 | シーズン2 第15話 | 議員暗殺 |
| 56 | 12 | ダソミアの魔女 |
| 57 | 13 | 新たな脅威 |
| 58 | 14 | 灰色の魔女 |
| 59 | 15 | フォースの惑星 |
| 60 | 16 | 光と闇 |
| 61 | 17 | 未来の選択 |
| 62 | 18 | 鉄壁の要塞 |
| 63 | 19 | 決死の脱出 |
| 64 | 20 | 勝利の代償 |
| 65 | 21 | 囚われのパダワン パート1 |
| 66 | 22 | 囚われのパダワン パート2 |
シーズン4
シーズン4は、公開順と時系列が一致しています。他シーズンの話が途中に挟まることもありません。
| 時系列 | 話数 | タイトル |
|---|---|---|
| 67 | 1 | 海洋惑星の激戦 |
| 68 | 2 | グンガン参戦 |
| 69 | 3 | 囚われた王国 |
| 70 | 4 | 危険な影武者 |
| 71 | 5 | アリーン支援作戦 |
| 72 | 6 | さまよえるドロイドたち |
| 73 | 7 | アンバラの暗雲 |
| 74 | 8 | クレル将軍 |
| 75 | 9 | 作戦への反抗 |
| 76 | 10 | クレルの正体 |
| 77 | 11 | 消えた植民者 |
| 78 | 12 | 共和国の奴隷たち |
| 79 | 13 | カダーヴォからの脱出 |
| 80 | 14 | 友情の真価 |
| 81 | 15 | オビ=ワン暗殺 |
| 82 | 16 | 疑惑の賞金稼ぎ |
| 83 | 17 | サバイバル・ボックス |
| 84 | 18 | 狙われた祭典 |
| 85 | 19 | 魔女狩り |
| 86 | 20 | その手に掴むもの |
| 87 | 21 | 邂逅 |
| 88 | 22 | 復讐の狼煙 |
シーズン5
シーズン5は第1話「復活のシス」が途中に挟まる以外は公開順と時系列が一致しています。
DVDやBlu-ray、配信など、一部のメディアでは時系列に従って「復活のシス」が第13話に収録され、本来の2話~13話が一話ずつ前にズレているケースもあります。
なお、第13話「惨劇へのカウントダウン」までが20 BBYで、第1話「復活のシス」から19 BBYとなります。
| 時系列 | 話数 | タイトル |
|---|---|---|
| 89 | 2 | オンダロン支援作戦 |
| 90 | 3 | 戦場を駆ける者たち |
| 91 | 4 | 王の奪還 |
| 92 | 5 | ターニング・ポイント |
| 93 | 6 | ギャザリングへの挑戦 |
| 94 | 7 | 試される力 |
| 95 | 8 | アソーカを救え |
| 96 | 9 | 求められる絆 |
| 97 | 10 | 特務分隊結成 |
| 98 | 11 | 虚無の惑星 |
| 99 | 12 | 生きていた兵士 |
| 100 | 13 | 惨劇へのカウントダウン |
| 101 | 1 | 復活のシス |
| 102 | 14 | 悪の同盟 |
| 103 | 15 | 仕組まれた救世主 |
| 104 | 16 | 歪みゆく惑星 |
| 105 | 17 | 爆破犯を追え |
| 106 | 18 | 真実の行方 |
| 107 | 19 | 逃亡者アソーカ |
| 108 | 20 | ジェダイの過ち |
シーズン6
シーズン6(ザ・ロスト・ミッション)は、公開順と時系列が一致しています。他シーズンの話が途中に挟まることもありません。
| 時系列 | 話数 | タイトル |
|---|---|---|
| 109 | 1 | 未知の症状 |
| 110 | 2 | 陰謀 |
| 111 | 3 | 逃亡者 |
| 112 | 4 | 命令 |
| 113 | 5 | 古い友達 |
| 114 | 6 | クローヴィスの台頭 |
| 115 | 7 | はずれた思惑 |
| 116 | 8 | 失踪 パート1 |
| 117 | 9 | 失踪 パート2 |
| 118 | 10 | 失われた者 |
| 119 | 11 | 声 |
| 120 | 12 | 運命 |
| 121 | 13 | 犠牲 |
シーズン7
シーズン7(ファイナル・シーズン)は全12話で、3つのエピソード(それぞれ4話ずつ)が存在します。
時系列と公開順が前後していますが、直接の繋がりはないので、話数通り公開順で見ても問題ありません(むしろ、8話のラストが9話の物語に繋がっているので、公開順の方が分かりやすいと思います)。
| 時系列 | 話数 | タイトル |
|---|---|---|
| 122 | 5 | 夢見るトレース |
| 123 | 6 | 危険な取引 |
| 124 | 7 | 取引の果て |
| 125 | 8 | 再結束 |
| 126 | 1 | 不良分隊 |
| 127 | 2 | エコーの呼ぶ声 |
| 128 | 3 | キーラダックの翼に乗って |
| 129 | 4 | やり残した仕事 |
| 130 | 9 | 忘れがたき旧友 |
| 131 | 10 | 幻影の弟子 |
| 132 | 11 | 崩壊 |
| 133 | 12 | 勝利と死 |
第10話「幻影の弟子」では作中で「エピソード3/シスの復讐」の出来事に触れており、第10話がエピソード3と同じタイミングで起きていることを示しています。
第12話「勝利と死」のラスト(エピローグ)は17 BBYで、第12話メインおよび「エピソード3/シスの復讐」から2年後になります。
まとめ
「クローン・ウォーズ」は基本的には公開順と時系列順が一致していますが、一部のエピソードは前後して配置されています。特にシーズン1〜3はその傾向が顕著です。
ですが、初めて視聴する場合は公開順で見ても問題ありません。
作中の時間軸を正確に把握したい場合や再視聴する際に、時系列順を参考にするとキャラクターやストーリーの経過について理解が進み、より一層「クローン・ウォーズ」を楽しめます。