XのAIチャットボット「Grok」の使い方

X(旧Twitter)に搭載されているAIチャットボット「Grok」の使い方を解説します。

Grokを利用する方法

Grokは、Xや独立したアプリから誰でも無料で利用することができます(ただし、無料版には制限があります)。

XでGrokを利用する方法

GrokはX上から簡単に利用する事ができます。

アプリなら下部、ウェブサイトなら左メニューの中にある、「Grok」から、Grokのページ(x.com/i/grok)を開きましょう。

Grokの入力画面は非常にシンプルです。

Grokを開いたら、チャット欄に質問や依頼を入力して、Grokに聞けばOKです。

独立したアプリからGrokを利用する

Grokには独立したアプリも存在します

これらのアプリは、会員登録やログインをしなくても利用できるので、Xのアカウントを持っていない方でも利用可能です。

使い方はX上のGrokと一緒で、チャット欄に質問や依頼を入力して、Grokに聞くだけです。

関連記事:GrokにXから独立したアプリが登場!

Grokの公式サイトから利用する

Grokには公式ウェブサイト(Grok.com)も存在します。

こちらも、会員登録やログインをせずに利用する事が可能です。

Telegramから利用する

GrokがメッセージアプリのTelegram上から直接利用する事も可能です。

ただし、有料サービスのTelegram Premiumの加入者である必要があります。

Grokに質問する

Grokへ質問する際は、もちろん日本語でOKです。

Grokで画像生成する方法

Grokには画像生成機能も搭載されています。

利用方法は簡単で、「○○の絵を描いてください」というようにGrokに指示すればOKです。英単語のプロンプトを入力する必要はありません

ただし、画像を生成するよう明確に指示を出さないと、Grokが文章で回答してくる場合があるので注意が必要です。

ちなみに、Grokの画像生成機能はドイツのAIベンチャー「Black Forest Labs」のAIモデル「FLUX.1」が使用されています

また、xAIは独自の画像生成モデル(コードネーム「Aurora」)を使用して、Grokの画像生成機能は強化されているとブログで説明しています

なお、Grokが生成できる画像の枚数には制限がありますが、Xのサブスク(有料プラン)である「X Premium」の上位プランに入ると制限が緩和されます。

完全にアウトな画像を生成してしまう?

Grokの画像生成に関しては制限も厳しく、生成できない画像も多いです。

ですが、過去には「機関銃を撃つミッキーマウス」が生成されてしまったことも…ほかにも明らかに著作権を侵害しているアウトな画像を生成することができてしまいます。

筆者も試してみましたが、他社の著作物を簡単に生成できました。

商用利用する際などは要注意ですね。

Grokで画像を解析する方法

Grokでは画像の生成だけでなく、解析も可能です。

Grokの質問入力欄にある、クリップのアイコンを選択して、任意の画像をアップロードし、解析を依頼すればOKです。

Grokで「ちいかわ」のキャラクターを分析した様子。セリフの理解が間違っていますね。

ちなみに、画像の解析は、無料版では1日3枚までに制限されています。

3枚以上の画像を解析したい場合は、X Premiumの上位プランであるプレミアムかプレミアムプラスに加入しましょう。

Grokでプログラミングをする方法

Grokはプログラミングも可能です。

コードの書き方を説明したり、実際にコードを出力することも可能です。

その際には、コードブロックにコピペ可能なコードを出力してくれます。

GrokでHTMLのひな形を生成してみた様子。

まとめ

Grokはウェブサイトやアプリから誰でも簡単に利用できるので、気軽に試してみると良いでしょう。

公式サイト:Grok