オランダでチップは必要?相場はいくら?

オランダではチップを支払う必要があるのでしょうか?もしチップを払うとしたら、相場はいくらなのか?

オランダのチップ事情について解説します。

オランダでチップは必要?

オランダでは、基本的にチップを支払う必要はありません

ただし、チップを渡す習慣がないわけでは無く、非常に良いサービスや特別な対応を受けた際にお礼や感謝の気持ちとしてチップを渡す事はあります。

良いサービスを受けた際に、気持ちとしてチップを払うといいでしょう。

いずれにせよ、チップの支払いはオランダにおいて任意です。

アメリカとは違い)オランダの接客業の従業員には最低賃金以上が支払われているので、チップを支払わなかったからと言って怒る人はいません。

チップの相場はいくら?

オランダでチップを支払う場合、いくら払えばよいのでしょうか?

一般的には、良いサービスを受けた際に5~10%、非常に良いサービスを受けた際は15~20%のチップを渡すと良いでしょう。

状況別にチップの相場を紹介します。

1. レストラン

オランダのレストランでは、サービス料があらかじめ料金に含まれていることが多いため、チップは必要ありません。

ただし、サービスが特に良かったと感じた場合は、合計金額の5~15%程度をチップとして渡すことが多いです。

現金でテーブルに残すか、カード支払い時に少し上乗せする形が一般的です。

2. タクシー

タクシーに乗った場合、チップを渡す必要はありませんが、親切な運転手や追加のサービスを提供してくれた場合は、5~10%程度のチップを渡すことがあります。

端数を切り上げて渡すのも良いでしょう。ことがあります。

例えば、運賃が18.50ユーロなら、20ユーロを支払ってお釣りを受け取らない、という支払い方です。

3. ホテル

ポーターが荷物を運んでくれたり、ルームサービスを利用した場合、1~2ユーロ程度のチップを渡すのが適切です。

ベッドメイキングや備品の補充をしてくれるハウスキーピングには5ユーロ程度渡すのが一般的です。

高級ホテルや特別なサービスを受けた場合は、それに応じてもう少し多めに渡しても大丈夫です。

4. バーやカフェ

バーやカフェでは、飲み物代の端数を切り上げて支払うのが一般的です。

例えば、飲み物代が9.50ユーロなら、10ユーロを支払って「お釣りは結構です」と伝える形がよく使われます。

5. トイレ

オランダではトイレが基本的に有料です。無料のトイレは美術館や博物館、レストランなど一部です。

料金が決まっているトイレの場合は、指定された額を支払いましょう。金額は日本円にして数十円ですが、中には1ユーロ(約150円)のところも。

料金が決まっていない場合は、チップ(相場は20セント~1ユーロ程度)を渡して利用しましょう。

まとめ

オランダにはチップを支払う文化がありますが、義務ではありません。

なので、チップを支払わなくても問題ありません。

しかし、特に良いサービスを受けたら、感謝の気持ちとしてチップを支払うと良いでしょう。

言うまでもなく、チップは必ず喜ばれます。

参考