ダース・モールはどうやって生き延びた?復活した理由を解説!【スター・ウォーズ】

蜘蛛のような機械の脚を装着したダース・モール

※この記事にはダース・モールに関するネタバレが含まれています。ご了承ください。

スター・ウォーズには魅力的な悪役が多く登場します。ダース・モールは間違いなくその内の1人でしょう。

1999年に公開された「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で登場し、オビ=ワン・ケノービに倒されたモールが、後の作品にも登場している事は知っている方も多いと思います。

しかし、どうやって復活したのかは、知らない方も少なくないのではないでしょうか?

この記事では、オビ=ワンに倒されたモールが、どうやって復活を遂げたのか?

映画やアニメのストーリーと米メディアで公開された脚本家のインタビューを元に、モールの復活について解説します。

モールはどうやって生き延びたのか?

ダース・モールは惑星ナブーでジェダイ(オビ=ワン・ケノービとクワイ=ガン・ジン)と戦います。

しかし、モールはオビ=ワンにライトセーバーで上下真っ二つに切られ、シード・パワー・ジェネレーター(動力供給施設)にあるシャフト(大きくて深い穴)に落ちてしまいます。

ここまでは、「エピソード1 ファントム・メナス」で描かれた通りです。

オビ=ワンに破れ、シャフトに落ちたダース・モールはどうなったのか?

脚本家のヘンリー・ギルロイによれば、シャフトの先には有毒廃棄物があり、モールはそこに落ちたようです。

そこに有毒廃棄物があって、モールはそれに浸かって、焼けるような痛みで傷口が焼灼されたんだ。それから彼はゴミ圧縮機に入れられて、ゴミの惑星に連れて行かれた。

出典:Star Wars Rebels Co-Executive Producer Henry Gilroy Talks Working With George Lucas, Rancor Poop, Disney Notes And More

有毒廃棄物の中に落下したモールは、オビ=ワン・ケノービへの憎しみに意識を集中させることで、重傷を耐え抜きました

そして、ゴミと一緒に運ばれたのが、地上全域にゴミ捨て場が広がる惑星「ロソ・マイナー」です。

オビ=ワンに切断されて下半身を失ったモールは、クモに似た機械製の脚をフォースで身に付け、サイボーグの姿になっていました。

過酷な環境の中、モールは正気を失いながらも、害虫を食べて生き延びました

モールの復活

クローン戦争の最中、モールの弟であるサヴァージ・オプレスが、モールを探しにロソ・マイナーまでやってきます。

このサヴァージによる捜索が描かれているのがアニメシリーズ「クローン・ウォーズ シーズン4 第21話『邂逅』(かいこう)」です。

サヴァージに救われ、マザー・タルジンの治癒を受けたモールは、オビ=ワンへ復讐する為、再び立ち上がるのでした……。

モールはゴミの惑星に何年間いたのか?

ダース・モールはロソ・マイナーに何年間いたのでしょうか?

「エピソード1/ファントム・メナス」で描かれた「ナブー危機」は、ABY-BBY紀年法*において32 BBYです。そして、サヴァージのモール捜索が描かれている「クローン・ウォーズ シーズン4 第21話『邂逅』」は20 BBYの出来事です。

なので、モールはサヴァージに助けてもらうまで、約12年間もロソ・マイナーで過ごしていた事になります。

*エピソード4を基点のゼロとし、EP4より前をBBY、後をABYで表記する方法。

関連記事:スター・ウォーズの「ABY-BBY」とは?

モールの生存は正史なのか?

スター・ウォーズには2つの世界観が存在します。

映画9作品(エピソード1~9)を中心とした整合性がある正統な作品群「カノン(正史)」と、それに属さない作品(例えば過去に作られたスピンオフなど)が「レジェンズ(非正史)」です。

では、ダース・モールが生きているという話はカノンなのか?レジェンズなのか?どちらなのでしょうか。

言うまでもなく、ダース・モールが登場した「エピソード1/ファントム・メナス」はカノンの作品です。

モールの生存と復活が描かれた「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」シリーズもカノンの作品です。

つまり、モールがオビ=ワンに倒された後、生存していたという事実は、間違いなくカノンと言えます。

モールがゴミの惑星に運ばれた経緯は?

では、エピソード1でオビ=ワンに敗れた後、ゴミの惑星ロソ・マイナーに運ばれるまでの出来事はカノンなのか?レジェンズなのか?

答えは「レジェンズには存在する。カノンに存在するか否かは不明」となります。

一連の出来事は、2012年に出版されたコミック「The Clone Wars: The Sith Hunters」で描かれています(残念ながら日本語訳はありません)。

この作品はレジェンズに分類されていますが、「クローン・ウォーズ シーズン4 第22話『復讐の狼煙』」と「シーズン5 第1話『復活のシス』」の間を描いており、”ほぼ正史”と言える作品です。

ストーリーを担当しているのも、「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」で脚本を務めているヘンリー・ギルロイとスティーヴン・メルチングです。

また、この設定はアニメでのモール復活にあたって脚本家のギルロイが考案し、原作者であるジョージ・ルーカスにも確認を得た設定となっています。

しかし、スター・ウォーズがディズニーに買収されて以降、この設定がカノンで起きた事だと明言されたことはありません。もちろん、映像化や書籍化もされていません。

その為、シャフトに落ちた後、モールがゴミの惑星へ運ばれるまでの間に何があったのか、カノンにおいては不明となっています。

加えて言うと、あのシャフトと呼ばれている”穴”も何なのかよく分かっていません。リアクター・シャフトだという情報もあれば、プラズマ発電の廃棄物処理穴という話もあります。

モールがシャフトに落ちた先で何が起きたのかカノンで明確にされていないのと同様に、あの”穴”の役割もカノンでは明確にされていません。

まとめ

ダース・モールの復活は紛れもない事実です。

しかし、シャフトに落ちた後、どうやってゴミの惑星ロソ・マイナーに運ばれたのかはカノンでは謎のままです。

いつか正史でも語られる日が来るのでしょうか?スター・ウォーズの今後の展開に期待です。

余談:モールが登場する新作アニメ

ちなみに、モールに関する最新作「モール/シャドウ・ロード」の時系列は「エピソード3/シスの復讐」の直後です。

関連記事:モール/シャドウ・ロードはいつの時代?時系列を解説【スター・ウォーズ】

とても面白そうですよね。しかし、時系列的にシャフトに落ちた後の話は無さそうです笑。

サムネイル画像:The Mostly Mechanical Legs of Maul | StarWars.com