イーロン・マスク氏は「X」というアルファベットが(どういう訳か)大好きです。
これまで、関わる様々なものに、「X」と名付けてきました。
2020年には、自身の子どもにも「X」と名付けました。
X Æ A-12
イーロン・マスク氏は、2020年にカナダの歌手であるグライムス氏との間に生まれた子に「X Æ A-12」と名付けました。
フルネームは「X Æ A-12 Musk」です。
しかし、マスク氏らが当時住んでいたカリフォルニア州では、「X Æ A-12」という名前で登録できない為、2人は「X AE A-XII」という名前で出生証明書を提出しました。
出生証明書によると、名前(ファーストネーム)が「X」で、「AE X-ii」がミドルネームになっているとの事。
名前の発音(読み方)
マスク氏によれば、「エックス アッシュ エー トゥエルブ」と発音します。
一方、グライムス氏は「Æ」について「エーアイ。Aの後にIを言う、みたいな」と述べており、2人の間で子の名前について発音が違うようです。
マスク氏は、この名前を記者が発した時、(自分らが名付けたにもかかわらず)「パスワードみたいだね」と大笑いしています。
ちなみに、「A-12」の部分は、マスク氏が名付けたとのこと。
「エックスはそのまま、文字のX。Æは『アッシュ』って発音するんだ。それから、エートゥエルブ。A-12は僕がつけたんだ」
出典:フロントロウ
なお、2人は子供の事を「リトル・X(Little X)」と略して呼んでいます。
Twitterではさらにシンプルに「X」と呼んでいます。
X in beautiful San Francisco pic.twitter.com/yM3LiGEpNL
— Elon Musk (@elonmusk) December 8, 2022
名前の由来
名前にはちゃんと意味があり、グライムス氏によると、次のような願いが込められているとの事。
「X Æ A-12」には次のような願いが込められている。
・Xは、未知の変数
・Æは Ai (愛とAI)
・A-12は、 グライムスさんとマスクさんが愛してまない航空機SR-71の先駆けとなった航空機のこと。武器も防御機能もなくて超高速、素晴らしい戦闘能力を備えているが暴力行為を行わない、とグライムスさんは説明する。さらに、Aにはグライムスさんの大好きな曲「Archangel」という意味、そして12には2020年の干支の「庚子(かのえね)」の意味も含まれているという。
出典:ハフポスト
第二子の名前は「ダーク」、あだ名は「Y」
ちなみに、代理母出産で授かった第二子の名前は「Exa Dark Sideræl(エクサ・ダーク・サイディリール)」で、「セーラーマーズ」というあだ名です。
現在は「Y」と呼ばれています。
グライムス氏は当初、「オデュッセウス」と名付けるつもりでしたが、妥協してこの名前にしたといい、「つまらない名前なんじゃないかと心配している」と述べています。
(余談)マスク氏とグライムス氏は2022年には既に破局しています。
サムネイル:子供を抱っこするマスク氏(Twitter)