イーロン・マスク氏は、これまで様々なものに「X」と名付けてきました。
2020年には、自身の子どもにも「X Æ A-12」と名付けました。
読み方は「エックス アッシュ エー トゥエルブ」です。
X Æ A-12
イーロン・マスク氏は、2020年5月にカナダの歌手であるグライムス氏との間に生まれた子に「X Æ A-12」と名付けました。
フルネームは「X Æ A-12 Musk」です。
しかし、マスク氏らが当時住んでいたカリフォルニア州では、「X Æ A-12」という名前で登録できない為、2人は「X AE A-XII」という名前で出生証明書を提出しました。
出生証明書では、名前(ファーストネーム)が「X」で、ミドルネームが「AE A-XII」、ラストネーム(名字)が「Musk」になっています。
名前の読み方(発音)
「X Æ A-12」は、マスク氏によれば、「エックス アッシュ エー トゥエルブ」と発音するそうです。
一方、グライムス氏は「Æ」について「エーアイ。Aの後にIを言う、みたいな」と述べており、2人の間で子の名前について発音が違うようです。
マスク氏は、この名前を記者が発した時、(自分らが名付けたにも関わらず)「パスワードみたいだね」と大笑いしています。
ちなみに、「A-12」の部分は、マスク氏が名付けたとのこと。
「エックスはそのまま、文字のX。Æは『アッシュ』って発音するんだ。それから、エートゥエルブ。A-12は僕がつけたんだ」
出典:フロントロウ
なお、2人は子供の事を「リトル・X(Little X)」と略して呼んでいます。
X(Twitter)ではさらにシンプルに「X」と呼んでいます。
名前の由来
名前にはちゃんと意味があり、グライムス氏によると、次のような願いが込められているとの事。
「X Æ A-12」には次のような願いが込められている。
・Xは、未知の変数
・Æは Ai (愛とAI)
・A-12は、 グライムスさんとマスクさんが愛してまない航空機SR-71の先駆けとなった航空機のこと。武器も防御機能もなくて超高速、素晴らしい戦闘能力を備えているが暴力行為を行わない、とグライムスさんは説明する。さらに、Aにはグライムスさんの大好きな曲「Archangel」という意味、そして12には2020年の干支の「庚子(かのえね)」の意味も含まれているという。
出典:ハフポスト
兄弟の名前は「Y」と「テクノ・メカニクス」
イーロン・マスク氏とグライムス氏には、X氏の他にも2人の子供がいます。
第二子の名前は「ダーク」、改名後は「Y」
2021年12月に代理母出産で授かった第二子は女の子で、名前は「Exa Dark Sideræl(エクサ・ダーク・サイディリール)」です。
ファーストネームの「エクサ」はスーパーコンピューターの処理能力を表す単位「ExaFlops(エクサフロップス)」にちなんだものです。
あだ名は「Y(ホワイ)」ですが、後に正式に「Y」に改名したとグライムス氏はXで述べています。
グライムス氏は当初、「オデュッセウス」と名付けるつもりでしたが、妥協してこの名前にしたといい、「つまらない名前なんじゃないかと心配している」と述べています。
第三子の名前は「テクノ・メカニクス」、あだ名は「タウ」
2023年9月23日には、マスク氏とグライムス氏の間に第三子が誕生していたことが明らかになりました。
CNNによると、名前は「Techno Mechanicus(テクノ・メカニクス)」で、マスク氏とグライムス氏は「Tau(タウ)」というニックネームで呼んでいます。
誕生日やどのようにして授かったかは不明です。
サムネイル:子供を抱っこするマスク氏(X)