2011年から15年にわたりAppleのCEOを務めてきたティム・クック。2026年9月1日に会長職に就くことが発表されています。
そんなクックですが、実は自身のメールアドレスを隠していません。
クックのメールアドレス
ティム・クックのメールアドレスは大々的に公表されている訳では無いですが、特に隠している訳でもありません。
その為、検索するとすぐに彼のメールアドレス(tcook@apple.com)が分かります。
GQのインタビューによると、クックはメールアドレスを隠さない事を誇りにしているとのこと。
メールアドレスを隠さないことを誇りにしているクックのアドレスは、ちょっと検索すればわかる。実際、彼は送りつけられる雪崩のようなメールをありがたいと感じている。5時ごろ起床すると、すべてのメールを読む。ユーザーはアップル製品への思いを書き送ってくる。人生を語ってくることもある。これがインスピレーションを生むのだ。
クックはAppleのCEO在任中の15年間、ほぼ毎朝のように前日にユーザーから届いたメールに目を通してきたと説明しています。
専属アシスタントも存在
Apple社内には、クック宛てに送られたメールを仕分けるアシスタントが存在するとCNBCが報じています。
彼らは送られてきたメールを読み、一部をクックに転送して個人的に対応させ、残りを関連チームの幹部が集まるメーリングリストに共有しています。メールを受け取った幹部たちはその手紙を部下に転送し、それが連鎖的に続いていくとのこと。
Appleの従業員によると、ティム宛のメールの多くは、最終的には一般社員の間で回覧されるといいます。
製品開発への影響も
クックが受け取ったメールは、Apple製品の開発に影響を与える事もあります。
2015年にApple Watchを発売したときの事、同社はApple Watchの通信、エンターテインメント、健康・フィットネス追跡など、さまざまな機能を宣伝しました。
しかしその後、ユーザーから、Apple Watchが深刻な健康状態の兆候を知らせてくれたり、命を救ってくれたりしたという報告が殺到し始めました。
これを受けて、AppleはApple Watchの重点を健康機能へと移し始めました。
クックが「ユーザーのメールがインスピレーションを生む」と語っているのは、綺麗事やファンサービスではなく、実際にAppleで起こっている事なのです。
返信が来ることも
クックは受け取ったメールを読んでいるだけでなく、時には返信をする事もあります。
実際に、日本の著名なブロガーであるゴリ氏がAppleの50周年を祝うメールを送ったところ、クックから返信が来たそうです。
参考:Apple50周年の寄せ書きをTim Cookに送ったら、翌朝メールが届いた | ゴリミー
余談:ジョブズのメールアドレス
ちなみに、スティーブ・ジョブズのメールアドレスは「sjobs@apple.com」でした。
命名規則が同じ(イニシャル&姓)ですね。
まとめ
ティム・クックのメールアドレスは公開されており、実際に読まれ、返信が来ることもあります。
近くCEOを退任し、会長職に就くクックですが、会長になってからもこの習慣は続けるのでしょうか?
今後の事は分かりませんが、もしApple製品について伝えたいことがあれば、一度メールを送ってみるのも良いかもしれません。
アイキャッチ画像:Brooks Kraft/Apple Via People
