海外旅行などでオランダに行く際は、英語が通じるのか気になりますよね。
ご安心ください。オランダでは英語も通じます。
オランダ人は、世界的に見ても英語の能力が非常に高い事で知られています。
オランダ人は英語が得意!
オランダの公用語はオランダ語です。
ですが、オランダ人はオランダ語以外の言葉も話せる人(マルチリンガル)がとても多く、英語が得意な人も非常に多いです。
駐日欧州連合代表部が発行するウェブマガジン「EU MAG」によると、EUの中でオランダ人の「マルチリンガル度」は第3位であり、国民の94%が母語+1言語以上、国民の77%が母語+2言語以上を話すことができます。
世界最大級の語学学校である「EF」の調査によると、オランダ人の英語力は非英語圏の中ではトップクラスで、英語能力指数(非英語圏の英語力ランキング)では、オランダは5年連続で1位となっています。
- 2023年:1位
- 2022年:1位
- 2021年:1位
- 2020年:1位
- 2019年:1位
- 2018年:2位
ちなみ、に日本は同調査で87位(2023年)となっており、世界的には勿論、アジアの中でも英語力は低いと判断されています。
オランダ人が英語が得意な理由
オランダ人が英語を話せる理由は、もともとオランダ語が英語に似ているという点や、語学の教育に熱心で小学校から英語を学びはじめる点等があげられます。
オランダの英語教育は義務教育1年目の5歳からスタートし、12歳までに日常生活において英語を用いたコミュニケーションが可能になるようデザインされています。
また、オランダ国内では英語の映画やドラマ、ニュースが自宅でカンタンに見られるようになっており、これもオランダ人が英語に慣れ親しむきっかけになっているといわれています。
オランダは語学の教育に熱心な上、日常生活でも英語と触れ合う機会が多いため、オランダ人は英語力が高いという訳です。
もちろん、全てのオランダ人が英語を話せるわけではありません。欧州委員会の調査によれば、オランダ人の6%が母語(オランダ語)しか話せないと回答しています。
まとめ
オランダの公用語はオランダ語ですが、英語もほぼ問題なく使えます。
英語が話せる人にとっては非常に言葉の壁が低い国と言えるでしょう。