Twitterを買収したイーロン・マスク氏は、Twitterの永久凍結を廃止したい意向です。
関係者によると、ユーザーの永久停止をマスク氏は廃止したい意向だ。
これにより、元大統領であるドナルド・トランプ氏を始め、アカウント閉鎖とTwitterからの永久追放処分を受けたユーザーが、再びTwitterアカウントを取得できるようになる可能性があります。
ちなみに、トランプ氏はマスク氏によるTwitterの買収を歓迎していますが、(凍結が解除されたとしても)Twitterに復帰するかは未定です。
一方で、Twitterを無法地帯にするつもりはなく、マスク氏はコンテンツモデレーション(不適切な投稿の監視・削除)を監督する評議会を設置すると明らかにしています。
(更新:11月6日)
凍結アカウントの復活は”明確な手続き”の準備が出来てからだとマスク氏がTwitterで述べました。少なくとも数週間かかるようです。
詳細:Twitterは”明確な手続き”なしに永久凍結アカウントを復活しないとイーロン・マスクが発言
(更新:11月7日)
買収した時点(10月28日)では(前述の通り)永久凍結を廃止する意向でしたが、11月7日には”なりすましアカウント”を永久凍結する方針を自身のTwitterで発表しました。
Going forward, any Twitter handles engaging in impersonation without clearly specifying “parody” will be permanently suspended
— Elon Musk (@elonmusk) November 6, 2022
(更新:11月20日)
2021年1月に永久凍結されたドナルド・トランプ氏のTwitterアカウント(@realDonaldTrump)が2022年11月20日頃に復活しました。
詳細:ドナルド・トランプ前大統領のTwitterアカウントが復活
(更新:11月25日)
イーロン・マスク氏は自身のTwitterアカウントで、凍結されたアカウントを復活させるべきかユーザーに問い、アンケートを実施しました。
アンケートは300万票以上を集め、そのうちの72.4%が「Yes」と回答しました。
この結果を受け、マスク氏は翌日(11月25日)に「民の声です。来週から恩赦が始まります。民の声は神の声」とツイートし、永久凍結アカウントを来週から復活させることを発表しました。
(更新:11月30日)
Twitterが凍結解除「ビッグバン」を開始。11月29日時点で62,000のアカウントが復活しました。
(更新:1月30日)