サブスク「Twitter Blue」の登録が再開。価格は1,800円に

(2023年1月11日更新:日本でも提供を開始しました。)

提供を中止していたTwitterのサブスク「Twitter Blue」ですが、12月12日に提供を再開しました

Twitter Blueは2021年6月に開始したTwitterの月額制サービスですが、イーロン・マスク氏がTwitterを買収し、機能をリニューアルしました。

その際に誰でも認証バッジ(青いチェックマーク)を取得できる機能を追加したところ、有名アカウントのなりすましが増加。それを受け11月12日に提供を中止していました。それからちょうど1ヵ月で提供が再開された形です。

再開に際して変更点もあります。

代表的なのは価格で、これまでは7.99ドルでしたが、今後はiOSアプリを経由して登録した場合に限り10.99ドルに変更されました。また、ウェブ版とAndroidアプリからも登録が可能になり、こちらから登録すれば7.99ドルです。

日本ではまだ正式にリリースされていませんが、App Storeでその価格が公開されており、日本円では1,800円になります(iOSアプリの場合)。

また、Twitter Blueの登録には電話番号の登録など複数の条件が追加されました。

Twitter Blueの再開に合わせて、Twitterは利用規約を更新し、新たに「電話番号の登録」をサブスクリプションの登録に必須としました。また、従来の「アカウントを新規作成してから90日間は購入できない」という条件に加えて、過去30日間アクティブになっていないアカウントや、過去7日間にユーザー名やプロフィール写真を変更しているアカウントの場合、Twitter Blueを購入できない場合があると利用規約が更新されています。これらの規約変更は、認証済みバッジの購入が誰でも可能になったことで「認証済みバッジを購入したなりすましアカウント」が急増し、Twitter Blueの販売を一時停止せざるを得なくなったことへの対応だと見られています。

出典:Twitterで認証済みバッジが買える「Twitter Blue」の企業版「Blue for Business」がスタート、チェックマークは金色 – GIGAZINE

認証バッジの取得にも審査が必要となり、なりすまし等の悪用対策が再開に併せて追加されたことが分かります。