(更新:2023年1月4日)ポリシー違反のために停止されたアカウントのうち、危害/暴力、詐欺、またはその他の違法行為に関与していないユーザーの凍結を解除しているとTwitterのTrust&Safety部門の責任者であるElla Irwin氏が述べています。
(更新:2022年11月30日)Twitterが凍結解除「ビッグバン」を開始。11月29日時点で62,000のアカウントが復活しました。
イーロン・マスク氏は自身のTwitterアカウントで、凍結されたアカウントを復活させるべきかユーザーに問い、アンケートを実施しました。
こちらがそのツイートです。
Should Twitter offer a general amnesty to suspended accounts, provided that they have not broken the law or engaged in egregious spam?
— Elon Musk (@elonmusk) November 23, 2022
「Twitterは、法律違反や悪質なスパムを除き、永久凍結されたアカウントに対して、一般的な恩赦を与えるべきですか?」
この質問に対し、ユーザーは「Yes」か「No」を選ぶことができます。
このアンケートは300万票以上を集め、そのうちの72.4%が「Yes」と回答しました。
アンケートの結果を受け、マスク氏は翌日(11月25日)に上記のツイートにリプする形で「民の声です。来週から恩赦が始まります。民の声は神の声」とツイートし、永久凍結アカウントを来週から復活させることを発表しました。
The people have spoken.
Amnesty begins next week.
Vox Populi, Vox Dei.
— Elon Musk (@elonmusk) November 24, 2022
なお、凍結されたアカウントが具体的にどのような手順・スケジュールで復活するのかは不明です。
マスク氏は11月2日に、Twitterは「明確な手続きができるまで」凍結されたアカウントは解除されないと、Twitterで明らかにしていましたが、特に”明確な手続き”が準備されたという話はありません。
復活の対象外となる「法律違反」や「悪質なスパム」に該当するアカウントの詳細も不明です。
また、この決定には恐ろしい虐待行為や嫌がらせを行ったり、誤報を拡散したりする悪質なアカウントが復活してしまう危険性や、アプリストア(AppleのApp StoreやGoogleのGoogle Playなど)からTwitterのアプリが排除される懸念が上がっています。
ちなみに、11月21日に永久凍結されていたドナルド・トランプ氏のアカウントが復活させています。