最も安全でプライベートな分散型クラウドストレージ「Storj」

Storj

P2Pネットワーク(ブロックチェーン)を活用した最も安全でプライベートな分散型クラウドストレージ「Storj」を紹介します。

 

Storjとは

「Storj」はビットコインなどと同じ、P2Pネットワーク(ブロックチェーン)の技術を活用した分散型のクラウドストレージです。

読みは「ストレージ」です。

 

これまでのクラウドストレージは、DropboxならDropbox、Google DriveならGoogle、iCloudならAppleのサーバーにデータを送って管理していました。

カンタンに言うと、これまでのストレージは自分のデータをDropboxやGoogle、Appleなどに預けていたわけです。

そのため、自分が保存したファイルをこれらの企業がスキャンしたり、検閲したりと、「覗き見」ができてしまうわけですね。

 

しかし、Storjはビットコインなどの仮想通貨と同じく、自分のデータを特定の企業(管理者)に預けるのではなく、P2Pネットワーク、ブロックチェーンに参加するメンバーみんなで断片的に保管し合う仕組みです。

もちろんデータは暗号化されているので安心。

暗号化され細切れになったファイルはデータを預けた人(正確には秘密鍵を持っている人)にしか取り出すことはできず、見ることもできません。

 

そのため、Googleのサービスなどと違って、中身を見られる心配がないわけですね。

 

技術はオープンソースなので、システムに怪しいところがないか自分で見て調べることもできます。

これはクラウドストレージの概念が変わりますね。

 

Storjの特徴

Storjのメリットや特徴をまとめるとこんな感じですかね。

  • P2Pネットワークのオンラインストレージ
  • P2Pなのでサーバーダウンがない
  • 検閲がない
  • データは暗号化される
  • 技術はオープンソース
  • お手頃でシンプルな料金体系
  • 総じてセキュリティが高いクラウドストレージ

 

P2Pネットワーク、ブロックチェーンのメリットが余すことなく発揮されてる感じです。

サーバーダウンがないというのは単純にオンラインストレージとして嬉しい機能です。普通のサーバーではこの堅牢性は再現できないでしょう。

 

  • データが暗号化されている
  • データが特定の組織に渡らない(分散化されている)
  • 検閲がない

これらのセキュリティーの高さも、自分の大事なデータを預けるわけですから見逃せません。

 

やはりクラウドストレージを使うとなったら自分の大切なプライバシーを守れるか?セキュリティーは万全か?というのは気になる点ですからね。

 

中でも特徴的な点を掘り下げてみましょう。

 

サーバーダウンしない

これまでのオンラインストレージは特定の管理者のサーバーのデータを預けていたので、サーバーダウンしてサービスが使えなくなるリスクがありました。

しかし、Storjはデータを分散型で保管するため、サーバーダウンとは無縁です。

サーバーが停止してファイルを取り出せなくなることもなければ、ファイルが破損して閲覧出来なくなることもないので安心です。

 

検閲がない

GoogleはGmailの内容を読んでいます。正確には機械でスキャンしているだけですが、どちらにせよ中身を確認されてることは確かです。

以前、Gmailで児童ポルノを送信した人物が逮捕されました。

送信した内容をGoogle側はちゃんと把握してるんですね。

参考:GoogleはGmailの中身を読むことはビジネスとして当然の行為であると裁判で主張 – GIGAZINE

 

しかし、Storjにはデータの保管にあたって、特定のサーバーに送られるわけではありませんから、検閲はありません。

誰にも見られたくないプライベートな写真なども安心して保管できます。

 

オープンソース

Storjはオープンソースです。

カンタンにいうと、「どのようなプログラムで作られているのか一般に公開されている」ということです。

そのため、怪しいプログラム(例えばデータを盗み見ようとするなど)が仕込まれているかどうかは誰でも確認できます。

Google Driveなどと違って、サービスの作りや仕組みがオープンなので怪しい点がないか誰でも確認して使うことができます。

 

まとめ

まだアルファ版で、正式には始まってもいないサービスなのですが、今後の展開が期待できるサービスだと思います。

既存のクラウドストレージと比べて、セキュリティが高く、プライバシーも守ってくれるので、個人情報など、人に見られたくない情報が含まれるファイルも、Storjになら預けやすいと思います。

 

公式サイトはまだ英語しかありませんが、気になる方はチェックして見てください。