朝起きた時にすぐ起きれない、大事な用事だが眠くなってしまう。そんな方のために、眠気を解消する方法を紹介します。
眠気を解消するには健康的な生活を
朝、スッキリ起きれなくて悩んだり困ったりしている方は少なくないと思います。
テスト前の学生さんや締め切り前の社会人の方など、一時的に寝不足に陥り、眠気に襲われることも少なくないですよね。
そんな方のために身体を健康に整え、眠気をスッキリ解消するための方法を紹介します。
太陽の光を浴びる
朝の太陽の光からは強い「ブルーライト」が多く発せられています。
網膜が強いブルーライトの刺激を受けると、脳は「朝だ」と判断し、覚醒します。
逆に、ブルーライトの量が減少すると「夜だ」と判断して、眠くなります。朝起きた時や、昼夜逆転、時差ボケなどの解消には朝の光を浴び、身体に「今が朝だよ!起きる時間だよ!」と実感させるのが一番です。
スマフォやパソコンをみる
ブルーライトは太陽だけでなく、スマートフォンやパソコンの画面からも発せられています。
寝る前にスマフォやパソコンを使うと、眠りにくくなるのはそのためです。
寝る前に使うのはオススメしませんが、朝はその特性を利用するために、あえて使ってみましょう。
コーヒーやお茶を飲む
コーヒーやお茶に含まれているカフェインという成分には脳神経への興奮作用があり、眠気、倦怠感を解消する効果があります。
苦い味が苦手な方はコーヒーではなく、お茶を飲むといいでしょう。
お茶は緑茶に限らず、ほうじ茶や抹茶でもいいですね。
ただし、お茶の場合、コーヒーと比べてカフェインの量が少ないです。また、一部のお茶にはカフェインが入っていないものもあるので注意してください。
例えば、コカ・コーラの「爽健美茶」にはカフェインが入っていません(というより、カフェインが入っていないことが売りです)。
市販のドリンク類を飲む
コーヒーやお茶では足りない場合、もっと多くのカフェインを含んでいる市販の栄養ドリンクを飲むのがオススメです。
レッドブルや眠眠打破が有名ですね。
眠気防止剤を服用する
正直、普段ここまでする必要があるのか疑問ですが、上記の栄養ドリンクでも物足りないなら薬局で買える、医薬品のカフェインを使ってみるのもいいでしょう。
ただ、これは医薬品ですので、あまり使うようなら一度病院にかかった方がいいと思います。あくまで仕事の締め切り前など、重要な場面のみに抑えた方がいいでしょうね。
固いものを食べる
噛むという行為は頭全体に刺激を与え、能を活性化させます。そのため、眠気が少なくなると言われています。
眠気覚ましのガムなどはベストですね。
運動やストレッチをする
運動やストレッチをすることで血液が巡り、脳に送られます。血液と酸素が脳に送られると脳をリフレッシュさせてくれるので、眠気もさめます。
また、眠気に関係なく、長時間同じ姿勢で寝ているとは肉体的な疲労にもなるので、簡単なストレッチはぜひ行いましょう!
ジョギングやランニングはハードルが高いかもしれませんが、簡単なストレッチなら布団の上でもできるのでしょう。
ストレッチの中でも特にオススメなのが逆立ちです。頭に血がのぼると、脳に酸素が送られ、眠気がさめます。
ただし、寝起きでの運動は危ない点もあるので、周囲に気をつけて行なってください。
ツボを押す
ツボには眠気を覚ますツボももちろんあります。
ストレッチと比べ、大きな動作を必要としないのですオススメです。
中衝(ちゅうしょう)
眠気覚ましに絶大の効果があります。中指の爪の、人差し指側の生え際の約2mm下にあります。大きく深呼吸しながら、反対の手の親指と人差し指で挟み込んで強く揉みましょう。
労宮(ろうきゅう)
手のひらのほぼ中央にあるツボです。手をにぎった時に中指の先が当たったところが労宮です。ボールペンを使って強く押します。肩までズーンとしたら正しい強さです。肩こりにも効果あります。
足臨泣(あしりんきゅう)
右足の小指と薬指の骨がぶつかったところにあります。押すとびっくりするぐらい痛いツボですが、目は覚めますよ。
足の薬指と小指の間、両方の指の骨の間をそわせていって、つきあたったところに足臨泣というツボがあります。目がすっきりして、目の疲労回復にも効果があるそうです。一気に押すよりも、徐々に強さを増して行く方が良いらしいです。合谷(ごうこく)
血流がよくなるので、眠気が少なくなります。
引用元:ゆるっと健康生活
顔を洗う・目薬をさす
洗顔は眠気だけでなく、気分をリフレッシュさせてくれます。
目やになどを洗い落として目をスッキリさせましょう。
また、合わせて目薬をさすと爽快感が得られるのでオススメです。
シャワーを浴びる
時間があれば、顔を洗ったり、ヒゲや髪をセットするのと合わせてシャワーを浴びてしまうといいでしょう。
熱いシャワーを浴びれば眠気も吹き飛びます!
ただし、一日に二回もシャワーを浴びるのはやりすぎです。夜、お風呂に入る方は、体の必要な脂を落とし過ぎてしまうので、石鹸などは使わず、サッと済ませましょう。
怖い映画や漫画を見る
恐怖は精神的に眠気を打破する作用があります。
夜遅くまで仕事する方などは、休憩時間にホラー映画やホラー漫画などを見ておくといいかもしれません。最近では怖い話のまとめブログなども多いので、コンテンツには困らないと思います。
時間がかかることと、人よって個人差が大きい点がデメリットですが、ストレッチやドリンクに比べると面白い解決策だと思います。
仮眠をとる
どうしても眠気が取れない時は、眠気に従って寝ましょう。
すごく身体や心が疲れた時は、無理に頑張るより、一度寝て回復した方が結果的に効率も上がります。特に車の運転などが控えている場合にはうたた寝でもしてしまったら大惨事になる可能性もあります。
疲れた時は無理せず仮眠しましょう。眠れなくても、横になっているだけで十分効果があります。
まとめ
今回紹介したのはあくまで「眠気に悩まない健康的な生活」をするための方法です。
当たり前ですが、深刻な症状で悩んでいる方や眠気の原因が病気の方などはこの記事を読むよりも病院に行来ましょう。
また、眠気で悩む方の中には、朝起きるために大音量の目覚ましを使う方もいますが、大音量の目覚ましは近所迷惑や健康被害に繋がることもあるので、よほど大事な日でもない限り、使うのはやめましょう。
眠気を覚ますのも良いですが、睡眠は健康的な生活に必要不可欠なものです。くれぐれも無理はしない様にしましょう。