危険なセックスドラッグ「ラッシュ」の基本的な効果と使い方

ラッシュのイメージ

セックスドラッグとして有名な「ラッシュ」をご存知ですか?

日本でもゲイコミュニティーの間で広く使用された「ラッシュ」の特徴を紹介します。

 

ラッシュとは?

「ラッシュ (RUSH)」とは、亜硝酸エステルを主成分とするドラッグ(薬物)です。

アメリカ合衆国のPWD(パック・ウェスト・ディストリビューティング社)が販売する薬品で、「ラッシュ」というのは薬品名ではなく、商品名です。

しかし、日本ではラッシュが特に有名であるため、このようなドラッグ全般をラッシュと呼ぶこともあります。英語圏ではラッシュを含む亜硝酸エステルのドラッグを「Poppers(ポッパーズ)」と言います。

 

PWD ポッパーズ ラッシュ

*PWD社のポッパーズ (引用元:Solvents)

 

ちなみに、国際的海賊・シーシェパードに資金提供していることで有名な化粧品、バス用品メーカーの「ラッシュ」とは別物です(あちらはLush)。

 

 

 

ラッシュの楽しみ方と効果

ラッシュに含まれる亜硝酸エステルは沸点が低く、常温で気化します。その蒸気を経鼻吸引(鼻から吸って)楽しみます。

ラッシュの効果は血圧降下や拍動強化があり、また吸引後、数秒から数十秒間特有のわずかな酩酊感覚、多幸感を生じさせます。

性的興奮を促進させるため、媚薬として使われることも多いです。

 

また、消化器や血管の壁にある「平滑筋」という筋肉をリラックスさせる効果もあります。

肛門の括約筋も平滑筋である為、アナルセックスが行いやすくすくなります。

 

 

ラッシュの副作用

副作用としては、頭痛や稀にめまい、失神があります。

また、長期的に使用すると、目に悪影響が出ることもあり、最悪の場合、視力を失ってしまう可能性があります。

 

 

ラッシュの危険性

ラッシュは経口摂取(口から飲む)と最悪死に至る可能性があるので要注意です。

また、ラッシュとバイアグラには、どちらも血圧を下げる作用があり、ラッシュとバイアグラの併用は、失神や脳卒中、心臓発作を引き起こす可能性があり、この場合も最悪の場合は死に至る可能性があります。

 

 

 

ラッシュのブーム

日本ではラッシュは70年代にゲイのディスコで非常に流行りました。

当時ゲイ男性は、クラブでラッシュを吸うことで、音楽の効果を高めハイになったといいます。

 

 

ラッシュを使う人の割合

ゲイ男性の約3%がラッシュを使っていると言われています。

参考として、医療大麻は成人アメリカ人の10%が利用しています。

 

 

 

ラッシュと各国の規制

ラッシュは様々な国でドラッグとして規制されています。

しかし、大麻などと比べ知名度が低く、また利用されるコミュニティも限定的であるため、あまり目立った報道などがされることはないですね(最近、増えてきましたが…)。

 

 

日本でのラッシュ

アメリカ発祥のラッシュは日本のゲイコミュニティーの間でも広く使用されていましたが、日本では2006年に指定薬物として、販売・使用・所持が一切禁止されています。

そのため、現在では脱法ドラッグ等ではなく、明確に違法な薬物です。

ですので、一般的な薬と違い、個人輸入も禁止です。

 

 

アメリカでのラッシュ

アメリカは「ラッシュ発祥の国」です。

アメリカでラッシュを購入するためには医師の処方箋が必要とされていますが、実際にはアダルトショップ等で購入することができます。

 

 

イギリスでのラッシュ

イギリスでは、ラッシュの使用が禁止になりかけましたが、法解釈によって、使用禁止の法案は通りませんでした。

そのためイギリスではラッシュは合法です。

 

 

カナダでのラッシュ

カナダはラッシュの使用を禁止しています。

ラッシュを販売した者は、懲役3年か5000ドルの罰金が科せられます。

 

 

その他の国の状況

ラッシュの禁止状況は国によって様々ですが、違法、合法、違法だが平然と売られている国など様々です。

日本でも通常の薬はそうですが、国内で禁止されていても、個人が輸入し使うことは問題ない場合もあるようです。

大麻などと同じで、規制状況は国によって様々なようですね。

 

 

 

まとめ

日本でも一時期流行っていたラッシュ。

セックスドラッグという位置付けから、他の麻薬や覚醒剤などのドラッグと比べると知名度が低く、ポップなイメージもありますが、危険度が低いわけでも、(日本では)合法なわけでもないので注意しましょう。