SEOに関する情報を見ていると、「低品質コンテンツ」という言葉をしばしば目にします。
この低品質コンテンツとは何なのか?その意味や定義について解説します。
質の低いコンテンツ
低品質コンテンツとは何なのか?
Googleは公式のドキュメントで低品質コンテンツとして以下の4つを提示しています。
- コンテンツの自動生成
- 内容の薄いアフィリエイト ページ
- 無断複製されたコンテンツ
- 誘導ページ
最後の誘導ページとは、Google曰く、「特定の類似検索キーワードで検索結果の上位に表示されることを目的に作成されたサイトまたはページ」のことです。
Googleではこうしたコンテンツを、ユーザーにとって価値のないページ、すなわち”低品質コンテンツ”として扱っています。
文字数やアクセスが少ないだけで”低品質”にはならない
文字数の少ないコンテンツやアクセス数が少ないページを低品質コンテンツと考える方もいますが、そんな事はありません。
写真サイトや辞書のサイトの様に、文字(文章)が少なくても、価値のあるページは多くありますし、ニッチ(≒マニアック)なテーマであれば、興味を持つ人が少ないので、アクセスが少ないのは当たり前のことです。
大切なのはユーザー、すなわち読者や視聴者にとって価値があるか否かです。
著名なアフィリエイターである染谷昌利氏が監修している「毎月100万円以上の報酬を本気で狙う為の【アフィリエイト】上級バイブル」にもこんな一節があります。
これからアフィリエイトサイトを制作する上では、文字数や記事数を指標とせず、とにかく利用者が本当に満足してくれるサイトにブラッシュアップすることのみを愚直に追求すべきなのです。
(中略)
よく「1記事の文字数はどれくらい必要か」とか「1サイトに何記事くらい入れれば十分か」といった質問をいただきますが、これは残念ながら自分の都合しか考えていませんと大声で触れ回るようなものです。今後は「この内容で利用者は満足してくれるだろうか」「どうしたら競合よりも便利で親切なサイトになるか」と、自問する癖をつけて欲しいと思います。
大切なのは、ページに訪れた人にとって役立つか否か。文字数やアクセス数ではありません。
まとめ
低品質コンテンツを量産しても、Googleには評価されませんし、読者にとっても無益なサイトにしかなりません。
低品質な記事を大量に作成するより、力を入れて高品質な記事を書きましょう。
1記事1記事、しっかり丁寧に仕上げる事が大切です。
また、ウェブ上の文章は後からカンタンに修正できるのが魅力です。一度公開した後も、定期的に内容をチェックし、加筆修正する事で記事のクオリティを保ちましょう。