楽天カードは一人(同一名義)で2枚作ることができます。
楽天カードを2枚持ちする条件
2枚目の楽天カードを発行する場合の方法や条件について解説します。
楽天カードを一人で2枚作るためには、1枚目の楽天カードが以下の条件を満たしている必要があります。
- 一般カードであること
- カードの国際ブランドがVISAであること
それぞれの条件について解説します。
一般カードであること
一般カードというのはノーマルの楽天カードのことです。
国際ブランドがVISAであっても、以下の楽天カードの場合は2枚目の楽天カードを発行することはできません。
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- 楽天ブラックカード
- 楽天PINKカード
- 楽天ANAマイレージクラブカード
- 楽天カードアカデミー
- 楽天銀行カード(キャッシュカード一体型)
- 楽天ビジネスカード
国際ブランドがVisaであること
楽天カードの国際ブランドは以下の4種類の国際ブランドから選ぶことができます。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
2枚目の楽天カードが作れるのは、1枚目の楽天カードがVisaの場合のみです。
1枚目の楽天カードがVisa以外の場合は残念ながら2枚目の楽天カードを発行することはできません。
条件以外の楽天カードの場合は一度解約する必要あり
1枚目の楽天カードが条件に合わない場合は追加カード(2枚目の楽天カード)を発行することはできません。
どうしても楽天カードを2枚持ちたい方は一度解約して条件に当てはまる楽天カード(Visaブランドの楽天カード(一般カード))を作りましょう(楽天カードは国際ブランドの切り替えはできません)。
一度解約すると再発行する際に再び審査がありますし、カード番号も変わってしまうので注意しましょう。
2枚目の楽天カードを発行する方法
2枚目の楽天カードを発行(追加)する申し込みはカンタンです。
楽天カードの会員ページ「楽天e-NAVI」からカンタンに追加の申し込みをすることができます。
楽天カードを追加する手順
- 「楽天e-NAVI」へアクセス、ログイン
- 「お申込み(カード/サービス)」を選択
- 「カードのお申し込み」という項目の中の「2枚目のカードの作成・切り替え」を選択
- 2枚目に希望する楽天カードを選択
- 本人情報の変更有無の確認
- デザインを選択
- 申し込み完了
楽天カードの追加には審査あり
2枚目の楽天カードの追加には審査が必要です。
一度、楽天カードの審査に通っているとはいえ、2枚目の追加カードはランクも変わる可能性があるので(例:1枚目はノーマルだが、2枚目はゴールドカード)、追加カード発行の審査に落ちる可能性もゼロではありません。
審査に落ちてしまった場合は当然ですが2枚目の追加カードを持つことはできません。ただし、万一追加カードの審査に落ちしてしまったとしても既存のカードはそのまま利用することができるので安心してください。
追加できる2枚目の楽天カードについて
2枚目の楽天カードとして発行できるのは以下の楽天カードです。
- 楽天カード
- 楽天PINKカード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
また、楽天カード(一般カード)のMastercardかJCBを選んだ場合、通常の銀のデザインは選ぶことができないので注意しましょう(「お買いものパンダ」や「楽天イーグルス」のデザインになります)。
選べる国際ブランドについて
2枚目の楽天カードで選べる国際ブランドはMastercard、JCB、American Express(アメックス)の3種類です。
1枚目と同じVisaを選ぶことはできないので注意してください。
オススメはMastercard
2枚目の楽天カードはMastercardを選ぶのがオススメです。
MastercardはVisaと同様に加盟店(使えるお店)が多いので便利です。
*参考
- 楽天カードの国際ブランドはどれがいいか|選び方と違いを解説
- 楽天カードのアメックスは使えない?|メリットとデメリットを解説
楽天カードを2枚持ちするメリット、デメリットと疑問点
楽天カードを2枚持ちする場合のメリットとデメリット、注意点等を解説します。
楽天カードを2枚持ちするメリット
まずはメリットから解説します。
カードを使い分けられる
1枚目は公共料金の支払い用、2枚目は買い物用といった具合にカードを使い分けることができます。
例えば、公共料金や携帯料金、サブスク(SpotifyやNetflix、Amazon Primeなどの定額制サービス)などの毎月支払いがあるものは家に大切に保管しておく1枚目のカードで決済し、持ち歩くカードは2枚目のカードで決済という風に分けておけば、持ち歩くカードを出先で紛失しても、普段の支払いを切り替える必要がないの楽です。
引き落とし口座もカード毎に設定できるので、用途別にカードを使い分けられます。
複数の国際ブランドをカバーできる
お店やサービスの中にはVisaしか使えないお店(サービス)やMastercardしか使えないお店(サービス)があります。Visaの楽天カードを使おうと思ったら、Mastercardしか対応していなかったという事態も起こりうるわけです。
複数の国際ブランドを持てば、そのような事態を減らすことができます。
また、特定の国際ブランドを対象とした特典やキャンペーンが開催されることもあります。例えば、Amazonでは以前、アメックスを使うことで割引がされるキャンペーンがありました。
複数の国際ブランドを持つことで、キャンペーンなど得する機会を逃さないようにできます。
紛失、盗難にあった際の予備になる
楽天カードが2枚あれば1枚目を紛失してしまったり盗難された際に2枚目を予備として活用することができます。
特に海外旅行中などすぐに別の現金やクレジットカードを準備できない時にクレジットカードを無くした場合に備えて、予備のカードは準備しておくのはとても重要です。
楽天カードを2枚持ちするデメリット
続いてはデメリットです。
2枚持ちできるカードに制限がある
追加カード発行の条件でも触れましたが楽天カードは無条件に2枚持てるわけではありません。
1枚目はVisaブランドの楽天カード(一般カード)である必要があります。2枚目の楽天カードもなんでも好きなカードを選べるわけではありません。
2枚持ちできる楽天カードに条件があるのは少々残念な点ですね。
新規入会特典はもらえない
当たり前といえば当たり前なのですが2枚目の楽天カードを発行した際は新規入会特典はもらえません。
海外旅行保険の補償額は合算されない
クレジットカードを複数枚持っている場合、一部例外をのぞいて海外旅行保険の補償額は合算されます。
しかし、楽天カードは2枚持っていても海外旅行保険の補償額は合算されません。
2枚持ちの注意点や疑問点
楽天カードを2枚持ちする場合の注意点や疑問点を解説します。
3枚作ることはできない
楽天カードは2枚までしか持てません。3枚以上持つことはできません。
すでに持っている楽天カードのカード番号は変わらない
2枚目の楽天カードを発行しても、すでに持っている楽天カードのカード番号は変わりません。
なので安心してそのまま使い続けることができます。
引き落とし口座は別々に設定できる
メリットの項目でも少し触れましたが、楽天カードは1枚目と2枚目、それぞれ別の口座から引き落としをすることができます。
ちなみに引き落としの設定をしなければ、1枚目と同じ銀行口座から引き落とされます。
利用限度額は増えない
楽天カードを2枚持ちしてもそれぞれに限度額が設定されるわけではありません。利用限度額は2枚のカードの大きい方が採用されます。
また、限度額は個人の与信によって決まるので2枚で限度額をシェアする形になります。
例えば、限度額が60万円の場合、
- 1枚目のカードで40万円
- 2枚目のカードで20万円
これで利用枠は全て使い切ったことになります。
ポイントはまとめられる
二枚の楽天カードどちらを使っても、ポイントは一元管理できます。
例えば、
- 1枚目のカードで300ポイント
- 2枚目のカードで700ポイント
このようにポイントを獲得したら、合算されて楽天のアカウントに1,000ポイント付きます。
まとめ
2枚持ちができるクレジットカードはあまり多くありません。
有名なカードだと「三井住友VISAカード」くらいです。
楽天カードの2枚持ちには多くのメリットがあります。年会費無料の楽天カードを選べば追加料金もかからないのでオススメです。
公式サイト:楽天カード