週100時間働く世界的起業家、イーロン・マスク氏の生産性を高めるために欠かさない習慣を紹介します。
イーロン・マスクとは
イーロン・マスク氏は、電気自動車の開発、製造、販売を手がけるTeslaやロケット開発をしているSpaceXの最高経営責任者です。
他にも様々なビジネスに携わっており、常に大忙しです。
そんな世界有数の起業家であるイーロン・マスク氏が、生産性を向上させるために、普段から取り組んでいる効率化の方法を紹介します。
1. 電話は使わない
イーロン・マスク氏は可能な限り電話を避け、自分のタイミングで対応できるメールやテキストメッセージを使っています。
電話は基本的にいつかかってくるかわからず、その上すぐに対応しないといけないので大変ですよね。
マスク氏は電話を使わないことで、自分のスケジュールを予定通り消化することに集中できるようにしています。
ちなみにイーロン・マスク氏と同様、ITで起業し、近年はロケット開発に勤しむ堀江貴文氏も同様のことをおっしゃっています。
「自分の時間」を奪う最たるもの。それは「電話」だ。 僕は「電話に出ないキャラ」を確立している。電話で話す必然性のない用事なのに、やたらと気軽に人の電話を鳴らす者がいるが、僕は絶対に応答しない。
(中略)
仕事をしているときに電話を鳴らされると、そのせいで仕事は強制的に中断され、リズムが崩れてしまう。
引用元:東洋経済オンライン
2. 外部からの連絡を避ける
イーロン・マスク氏は、社外の人間が自分に簡単に接触できないようにメールアドレスを非公開にしています。
電話と同様、意図しない突然の連絡で自分の計画をストップしないための対策ですね。
特に社外からの連絡は内容もわからないので、メールとはいえ処理に時間がかかります。
イーロン・マスク氏ほどの存在になればメールを公開せずとも多くの連絡や仕事の依頼が来るでしょうしね。
3. 常にマルチタスク
イーロン・マスク氏は、マルチタスクを「バッチ処理」と呼んでいます。
会議中に電話で仕事を片付けたり、請求書を確認しながらメールを送信したりします。
子供の面倒を見ながら、仕事関係のテキストを送ることもあるとか。
しかし、一般的にマルチタスクは1つのことに集中するよりもパフォーマンスを下げると言われています。
マスク氏は本当にマルチタスクで成果を上げているのかもしれませんが、多くの人にとってはメリットにはならないかもしれません。
4. 予定を最適化し続ける
イーロン・マスク氏は、カレンダーを5分単位に分割するという独特なスケジュール管理をしています。
そして、マスク氏はただ予定を立てて消化するだけでなく、どうすればもっとより良くできるのかその方法を常に考え続けています。
5. 思考実験を繰り返す
マスク氏は常に物事に対して「なぜ?」と問いかけ、物事の本質を見定められるように思考を巡らせています。
マスク氏は常に、科学的な理論もしくは規則の裏側にある最も基本的な「なぜ?」を理解するよう努めています。
幼い頃から今後の人類の進歩にはインターネット、エネルギー、宇宙が重要だと考え、そしてそれらを全て起業を通して実現してきたのはそんな本質を考えようとする思考法がカギなのかもしれませんね。
6. 睡眠はしっかり
時間がない人がついついやってしまうがちなのが睡眠時間を減らすということです。
しかし、驚異的な労働時間を誇るマスク氏は、生産性を最大限引き出せるように毎日6時間ほど眠っています。
ちなみに、こちらも堀江貴文氏が同じことを行なっており、忙しくても1日にトータルで8時間は睡眠をとるようにしているそうです。
私はどこかの会社に雇われている身ではないので、時間設定は自由だ。もちろん約束が入っていればその時間は拘束されるが、朝はゆっくり寝ていたいので大抵は昼過ぎから予定を入れる。私の中で睡眠はそれくらい大事なこと。最低でも8時間は寝たいところである。
(中略)
というわけで、寝る時間8時間確保しても16時間まるまる仕事に使えた。16時間もあれば十分すぎると思うのだが・・。
引用元:堀江貴文オフィシャルブログ
同じロケット開発に携わるもの同士、睡眠の大切さに対する考え方も同じようですね。
もっとも、睡眠の大切さは広く知られており、AmazonのCEOであるジェフ・ベゾス氏も睡眠の大切さについて語っています。
8時間は必要で、ほぼ毎晩その睡眠時間を取っている。どんな心配事があっても、電気を消したら5分後にはもう寝ている。
引用元:1分間ジェフ・ベゾス
よく考えてみたらジェフ・ベゾス氏もBlue Originというロケット開発の会社を運営していました。
ロケットの夢には睡眠が不可欠!?
まとめ
イーロン・マスク氏は週に100時間以上働くことで有名です。今回紹介した方法を使えば、あなたもマスク氏のように週100時間以上働けるようになるかもしれません。
やりたいことがたくさんあるけど、なかなか時間を確保できない、うまく時間が使えないという方はぜひイーロン・マスク氏の生産性をあげるテクニックを使ってみましょう!
引用元:Inc.com (英語)