プライバシー保護を重視した4つの検索エンジン

GoogleやYahoo!の検索はとても便利ですが、個人情報の収集や取り扱いなど、プライバシー保護の面で不安になりませんか?

プライバシーを守りながらネットを使いたい方のために、近年はプライバシー保護を掲げる検索エンジンが多く登場していますが、実用性が高く、日本語に対応している検索エンジンはまだそう多くはありません。

このページでは、Googleよりもプライバシーを重視していて、かつ日本語で検索しても十分な効果が得られるものを紹介します。

Bing

Microsoftの検索エンジンである「Bing」です。

Bingは特にプライバシーを重視しているという訳ではありませんが、日本語の検索でも高性能で、かつGoogleよりはプライバシーを保護しているので、Googleの代替として現実的な選択肢です。

マニアックで聞いたことも無いサービスを使うのは嫌だという方にオススメです。

公式サイト:Bing

DuckDuckGo

DuckDuckGoはプライバシー保護を重視している検索エンジンの中でも特に有名なものです。

日本語でも提供しているので、知っている方も多いのではないでしょうか?

DuckDuckGoは、利用者の検索履歴や個人情報を収集したり、保存したりしません。

広告も控えめで、デザインもシンプルです。

また、iPhoneやAndroidなど、スマホ向けにブラウザも提供しています。

プライバシー重視の検索エンジンの中でも「DuckDuckGo」は特にオススメです。

公式サイト:DuckDuckGo — プライバシー保護をシンプルに。

Brave Search

広告ブロッカーをデフォルトで備えたブラウザである「Brave」が提供する検索エンジンが「Brave Search」です。

Brave SearchはIPアドレスや検索履歴などの個人情報を収集していません。

さらに、Brave Searchの大きな特徴の1つが、検索結果がオリジナルだという点です。

例えば、上記のDuckDuckGoはBingの検索結果をカスタマイズして利用していますが、Brave Searchは完全にオリジナルの検索結果を提供しています。

DuckDuckGoと同様、Brave Searchも日本語に対応しており実用的です。

公式サイト:Brave Search

Startpage

Startpageは2006年に開発された「世界初の最もプライベートな検索エンジン」です。

ウェブサイト自体は日本語に対応していないので、これまでに紹介した他の検索エンジンと比べると多少は使いづらいかもしれませんが、日本語での検索はちゃんと出来ます(もし出来なければ、設定(Settings)の「Search language」から「日本語」を選択しましょう)。

Startpageは他の検索エンジンとは一線を画すプライバシー保護機能を持っています。

それは、「ブラウザの履歴にも検索履歴が残らない」という事です。

Startpageは検索をしてもURLが変わらず、ページ名も変化しないため、ブラウザの履歴を見ても「Startpage」と表示されるだけです。そのため、後からブラウザの履歴を確認しても、何を検索したのか全く分かりません。

パソコンを共有している人や自分自身すら検索履歴を確認できない高度なプライバシー保護をStartpageは誇っているのです。

IPアドレスの記録は2009年から停止しており、個人情報を収集する事もありません。

また、世界で最も強力なプライバシー保護法が適用されているヨーロッパのオランダに本社を構えているのも大きな特徴です。

公式サイト:Startpage

まとめ

GoogleやYahoo!による個人情報の収集に不安を覚えている方は、ぜひこれらのプライバシー重視の検索エンジンを試してみてください!

参考